生活の音が聞こえるチャットボットを妻に使ってもらっている
僕には妻がいて、生後1年に満たない子供もいます。
子供のいる生活は大変だと知ったのは実際に自分で体験してからでした。
生後○○ヶ月〜とかタイミングや時期にもよるのかもしれないが、目を離せば泣く、ママの姿が見えなくなると泣く、眠りから覚めると泣く。
別に泣くこと自体やそれについての適切な対応はなんだとか、そんなことに言及したいわけでも何でもなく、夫婦の生活の中心にあるものが子供となり、時間をそこにかけることになり、僕らにとっての大変な忙しさとなっていることのただの一例です。
ただ一つだけきっちり言っておくことがあるとすると、忙しく大変な思いをしているのは僕よりも、圧倒的に絶対的に妻の方です。
そんな妻に、チャットボットを使ってもらい始めました。
そのチャットボットに備えられた機能は次の通り。
・10分タイマー
・本日のお天気予報
なんてことはない、チャットボットを専門としていなくても作れるような簡単な機能です。
10分タイマーについてはちょっと特殊で、10分後にアラートしてくれますが、その更に10分後にもアラートをしてくれます。
つまり、「タイマー開始」→(10分後)→「アラート」→(10分後)→「アラート」と2段階のアラートが行われます。
何に使うのか全然わからないと思うのでキャプチャを貼ります。

10分タイマーは、ヤカンの沸騰タイマーです。
用途は乳児の為のミルクを作る為のお湯の温度調整です。
ミルクのお湯は、沸騰させたそのままの温度では熱すぎる為、粉ミルクの栄養成分を壊してしまうそうです。
僕の家庭では、ヤカンで熱したお湯が沸騰した後、「ヤカン」でタイマーを始動し、「10分後」に火を消し、そのまま放っておきお湯が少し冷めた頃の「10分後」にお湯を水筒に入れて保温しておきます。
これが、ヤカンタイマー(以下、10分タイマー改めヤカンタイマー)です。
多少特殊な用途の機能でしたが、これくらいであれば物理タイマーを使えば良いのでは?
と思われるかもしれません。確かにそうなのですが、困っていたのはタイマーがなかったことではなく、タイマーが時間になると音を出すことでした。
タイマーは音で時間になったことを知らせるのが常ですが、僕らはそのことに対して困っていました。
なぜなら、その音でせっかく寝静まっている子供が目覚めてしまうからです。
なので、音のなるタイマーを使っていた時は、時間になったそのタイミングでタイマーを消していました。使っていたタイマーは時間が来る前にタイマーを止めても音が鳴る、時間がきても当然鳴るしそれを止める際にも音が鳴るものでした。
子育てを始めた家庭で物理タイマーの音にお困りだった経験のある方は他にいらっしゃいませんか?
少なくとも僕らは困っていました。
Slackで動くチャットボットを用意しましたが、これであれば時間が来たらスマートフォンに通知はしてくれるし、マナーモードで音を鳴らさない選択ができます。
後日、妻から「おかゆ」のタイマーが欲しいと言われました。
こちらは単純でした。お粥をぐつぐつと火にかけている時間をタイマーにして20分後にアラートして欲しいというものでした。
このようになる機能を追加しました。

「おかゆ」「お粥」に反応し、20分後にアラートするタイマー機能です。
2種類のタイマー機能を備えましたが、ミルク用のお湯とお粥の用意を別々にしたり、同じタイミングにしても良いようになっています。
(実のところは計らずも結果的にそうなりました)

このチャットボットのコードは公開するかどうか悩んでいますが今のところは非公開です。
RSSのURLをベタ書きしたりしているところが特に恥ずかしいという理由があったりします。
ここまでで、チャットボットにした利点は下記の通り。
・音が鳴らず、子供が寝ているのを邪魔しないこと
・2種類のタイマーを同時に実行できること
そして、計らずももう一つ僕にとってとても嬉しい利点がありました。
それは、生活の音が聞こえるというものでした。
僕は朝早く家を出て、会社で働き、夜遅く帰って来る生活をしています。
家で妻と子供がどうしているかはあまり知ることができず、時々遅くに帰っても起きていたりした場合に妻から話しを聞くぐらいでした。
タイマーを使っているのをSlack越しに知り、
「ああ、今日はいつもよりちょっと遅いタイミングなんだな」
「ちょっと前にお粥を作っていたから今頃子供に食べさせてあげてるのかな」
といったような、ちょっとした生活の音を聞くことができるようになりました。家から離れていても同じ頃何をしているんだろうかが、ちょっとだけ知れるパパ歴1年未満の僕にとってはとても嬉しいものになりました。

