Tech-on MeetUp#09「エンタープライズ・ブロックチェーン」レポ
だいぶ遅くなってしまったけれど、先日行われたTech-on#09のレポを簡単に。。
Tech-onのテーマ前回のロボティクス、今回のブロックチェーンと連続して知識がほぼない分野かつ勉強不足だったため、今回も新鮮な気持ちで(?)望んだ。
最初はデプロイ王子ことマイクロソフトの広瀬氏(Kazumi Hirose)による「マイクロソフトのブロックチェーンへの取り組み」。
全体としてブロックチェーンとは、から始まり事例を多くお話してくれたので、ブロックチェーン素人としてはイメージを沸かせることができてありがたかった。とはいっても聞いたことのないワードが飛び交う。。
<ブロックチェーンは企業での特定のニーズに役立つ >
- ビジネスプロセスが信頼できる境界域を超えるとき
- 複数の関係者が同一データを処理する
- 信頼できる一つの情報源を中継しコントロールする
- 低価値の手作業のデータ検証手順を伴う場合
ブロックチェーンだけで何かできるわけではなく、既存システムとの連携が必要である、ということがポイント。使い所としては、途中で偽物に差し代わってしまいそうなもの。(よく考えると結構あるんすね。)そこの信頼性を担保するのにブロックチェーンが利用される。
勉強のために?デプロイ王子のブロックチェーン記事も貼っておく。
2番目はKDDI中村氏と日立の蒲生氏による「不動産×企業間情報連携プロジェクト」。ブロックチェーンと生体ID認証、クーポン決済、実証実験までのお話。
ブロックチェーンを使って何かやれ、というおっちゃんが現れてしまう、ブロックチェーンがバズワード化している中、試行錯誤やトライアンドエラーを繰り返し、活用方法や運用方法を検証した経験は将来生きるはず、という結論だった。バズワード化しつつも、まだまだ実運用への課題も多くある、ということかな。
最後はIBM栗村氏による「Hyperledger fabric のアプリ開発のHint&Tips 」。栗村さん、元々はIBM Z-seriesの技術者からブロックチェーンのエンジニアにという経歴。資料がアップされていないため記憶が薄まってしまっているが(申し訳ないです、、)、栗村さんのTipsはブロックチェーンのバズワード化に対して冷静になるための材料になりそうだった。
すいません、Hyperledger fabricが何かすらわかってないので、とりあえずここを読んで勉強しよう。
次回はNW-JAWSとのコラボでre:InventのreCap。テーマの振れ幅が大きいTech-on!?!