1.20 人生を変える旅

今日は朝寝坊して、会社に行って、会議をいくつもして、雪が散らつく外をちら見して、夕方にみんなと話して、自分の開発をして、後輩のフォローをして、データ解析を少しして、0時過ぎに会社を出て、tofubeatsを聴きながら家に帰った。家では彼女が待っていてすぐに布団に行って、帰りに買ったプレミアムモルツを飲みながら水曜どうでしょうを見て、ンゴロンゴロ・クレーターに行きたいと思って、お風呂に入って、今に至った。

人生を変えることにした。行き帰りで自転車を飛ばしながら。今が幸せなんだから今を楽しめないとっていうし、そう思っている。だけど。今やっぱり私は人生を変えたいんだと思った。私は私の人生を生きたい。

マズローの欲求階層の話を最近どこかで聞いて、べったべたかもしれないけど、今まさにそれだなぁと思った。完全に4段階目まで充分すぎるほどに満たされている。健康で、いい給料とたくさんの休日をもらって、今日みたいに遅くなる日もたまにあるけど、ストレスのない雰囲気といい人ばかりの職場で、東京に心置きなく過ごせる友達がいて、故郷にも友達がいて、故郷には家族もいて、新しい友達もできて、婚約をしているような恋人がいて、人工知能システムのリサーチとエンジニアリングを生業にして、仕事のコントロールは割と効いて、毎年評価は高くて、会社に貢献もできている。ここまで、本当に本当。書き出してみるとなんかわりととてもすごいんだけど、本当にこんな感じで、こんな感じの日常を過ごしている。今日も空は青くて、通勤の自転車はいい運動になって気持ちよくて、行きも帰りも開発中も好きな音楽を聴いて満たされる。

そして人間の欲求は5段階目に行くのだと。承認の欲求まで満たされると、自己実現の欲求が生まれる段階に行く、らしい。そう。

それがやっぱりそうで、ここ2年くらいもやもやとしていたけれど、そう、自己実現したいのだ。私の人生を生きたくなるのだ。

そうやって私は探してきたくせに、頭を使って考えてばかりいて、考えるな、感じろって言葉が胸に刺さる。いいはずだけどピンときてない選択肢は選択するな。私の自己実現。村上春樹みたいに天啓が降ってきてくれると嬉しいのに。降ってこい。天啓。ピンとこい。自己実現。

ただ大事なのは、4段階目までもある状態で、5段階目が加わらないと成立しないのだ。5段階目だけでもダメなのだ。よく知らないけれど、きっとそう。

このままでもきっと幸せ。でも、ここまで来たんだ。次を狙え。

大学生の頃までに私が最も持ってなかったのは自信だった。今になるとなんでだったのかよくわからないけれど、自信を持っていなくて、恥ずかしがり屋で、いや、恥ずかしがり屋は今もそうだけど。音楽をずっとやっていた。音楽で本音を伝えることが得意で、その分、日常の言葉で本音を綴ったり、語ったり、自分うまくコンパクトに整理して就職活動でとてもロジカルにまくし立てる先輩や同級生が眩しく映った。社会人になって、本当にいい先輩に恵まれて、あっという間に自信を付けた。好きなことして、仕事して、評価されて、自信を付けた。

でも、これが私が生まれてきた理由なのか。私が私として生まれてきて、私として作るべきものはなんだろうか。本当にやるべきことはなんだろう。私はどんな人間になるべきだろうか。

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