やっぱりトランプのことがショックだなあと思った

娘(0歳)の咳があまりよくならない。それ以外はいつもニコニコ機嫌がよく、最近は寝かせておくと熱心に身体をよじって寝返りの練習をし、もう少しでできるようになりそう。おっぱいもよく飲んで大きくなっている。そろそろ離乳食もはじめなければ。咳がややひどくなると小児科に連れていくが、抗生物質を使うほど深刻な症状でもなく、マイルドな薬を出して様子見という感じですごく心配というほどではない。

トランプ大統領が就任してからというもの、憂鬱な気持ちで以前よりしょっちゅうネットを眺めるようになってしまった。スマホでtwitterなどを見ながら息子(3歳)の相手をしていると、機嫌を悪くしたり、そのスマホで電車の動画を見せろなどと言われるので、なるべくやらないようにしたいとは思っているのだが……。

日本に生まれ育ち、特に海外のどこかの国との接点もないと、メディアなどを通じて成長期に一番大きな影響を受けた外国はアメリカ、というひとは少なくないと思う。私もそのひとりだ。私の場合は学生時代に語学留学やUCバークレーのサマーセッションというものに参加したことがあり、さらに結婚してから夫の仕事でアメリカに2回、短期間(6ヶ月と2ヶ月)ではあるが滞在した。日本以外で一番滞在期間の長い国はアメリカだ。滞在中に差別的対応を受けた記憶はないが、特に結婚後に滞在したとき、あれは「オバマ政権下のアメリカ」だったのだろうなあ。

話は変わって昨年から追いかけてきた韓国人学校問題では、民主的な選挙を通じて選ばれた政治家(都議会議員)が特定の国籍・民族の人々に向けた政策に関して、ブログやSNSで事実とは異なるネガティブな情報(政策デマ)を流した。それを多くの人が信じた結果、都知事選でも主要3候補のうち2人(その他の候補まで含めれば4人)までもが、韓国人学校の増設を白紙にするという公約を掲げた。当選した小池都知事は公約を実行し、舛添前知事が計画していた韓国人学校の増設は撤回された。

レイシストも一人一票持っているので、SNSやメディアに流れる政策デマとあいまって、民主的な選挙を通じてレイシストが政治家となり、マイノリティの権利を奪うような政策が実行される。韓国人学校問題の記事執筆とその後の都知事選を見ていて、私はこれは重大な社会問題だと思うが、一般的には社会問題全般の中ではマイナーな部類だろうなぁと思っていたのだが、トランプ大統領によって一気に世界的にメジャーな問題になった感がある。

しかしそう思って、自分がよいと思う情報を広めても、私は都民なのだが都知事選すらレイシストが当選してしまうのだから、ましてやよその国のことなどどうしようもない。淡々と毎日を送るしかないのである。特にマイノリティではない私ですらイヤな感じなのだから、それぞれの国でターゲットになりがちなマイノリティ(アメリカならイスラム教圏の人、日本なら在日コリアン)の気持ちはいかばかりか。移民の国であり世界に冠たる実験国家アメリカで、なにかよい解決が生まれるといいのだが……。

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