[CASE1] スペイン料理×京焼のマリアージュの場合

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2 min readAug 13, 2018

▽スペイン料理×京焼のマリアージュの場合
地産地消にこだわったスペイン料理の新たな料理提供方法は、設えにまでもその心意気を反映すること。スペイン料理の素材を生かした提供スタイルを、京焼の持つ独特の土っぽさを感じる器の上で提供することで、新しいワイルドネスと繊細さを演出した。

▽レストランinfo
「ミシュラン獲得スペイン料理店」
ミシュランガイド京都一ツ星のモダンスパニッシュ。イカ墨とウニをアクセントにしたコロッケ、毛ガニやノドグロなど旬の魚介の旨みを大胆に引き出したパエリアなど、シェフの硬軟自在のコース構成が圧巻。

▽職人info
「柴田 恭久/京焼・清水焼」
轆轤成形などの成形を主にする京焼・三代目澤村陶哉に12年間の弟子入り。京都らしい器作り目標に活動している。

▽新しいものの生まれる工程整理
期間:3か月
1週目:初回打ち合わせ。
2週目~3週目:職人から初回提案。
3週目:初回提案フィードバック後、再提案を職人が検討。
4週目:職人がレストランにて、試食
6週目:再提案、試作品を見せての提案
7週目:レストラン使用レストランツールの製作
8週目:納品

▽仕上がったツール
京焼の洋食器「鉄釉竹文角皿」
スペイン料理に合う洋食器を、端正な京焼の技を活かして制作。ナイフ・フォークの使用に耐えうる安定性、野性味溢れるメニューに合わせ、大地や自然を感じさせる釉薬や質感、形を追求した。

サイズ:H28cm 厚み3cm
機能性:水洗いok

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