シンガポールのVCリスト

シンガポールにVCがこぞって集まっている。これは、ネット系スタートアップはシンガポールで多種多様の資金調達の選択肢があるということだ。ここでは、積極的にシリーズAラウンドのスタートアップに投資している存在感のあるVCである。これは、the NRF TIS schemeやthe ESVF initiativeというシンガポール政府のファンドも含む。

VCとプライベートエクイティファンドは、会社の売却やIPOなどでお金を得るという目的は同じだが、両者には違う考え方があるので、今回はVCのみを取り上げている。

Digital Media Partners

デジタルメディアパートナーズ(DMP)は、デジタルマーケットに焦点をあてていて、インターネットのインフラ発達など消費者のインターネットの発展に専念しているVC。オフィスは、シンガポールにあるが、シンガポール以外の東南アジアの会社に投資している。

彼らは、利益を生み出し市場にあったプロダクトを作っているスタートアップにUS$50万〜100万を投資している。その後、必要に応じてUS$150万–200万を追加投資している。

2014年8月:タイのファッションeストアWearYouWanにUS$150万シリーズAラウンドの一部 (参考)

2013年3月:シンガポールのデジタルプラットフォームAdzCentral にUS$320万ラウンド(参考)

2011: eペイ会社2C2P にUS$100万(参考)

Far East Ventures

シンガポールの最大不動産開発会社Far East Organizationに属するVC。シードからのどの段階にも投資していて、投資が戦略的価値を有する必要はないと言っている。主に、アメリカと東南アジアのスタートアップに投資している。

2014年12月: 合成卵を作成しているHampton CreekにUS$9000万ラウンド(参考)

2015年: シンガポールのオンライン食料品販売RedMart(参考)

Fenox Venture Capital

シリコンバレーに本社を置くが、シンガポール、インドネシア、日本、韓国、中東に存在感のあるVC。Eddy Lee社長は、シンガポールとサンフランシスコを行き来している。

2014年8月:ウエディングサービスwebサイト Bridestoryに額未公開投資 (参考)

2014年5月: シンガポールの不動産サイト99.coに$56万シードラウンドの一部(参考)

2013年10月: マレーシアのオンライン個人金融プラットフォーム iMoneyにUS$200万シードラウンドの一部(参考)

Golden Gate Ventures

ゴールデンゲートベンチャーズは、東南アジアのアーリーステージからの段階に投資している。政府の補助が出ている。

2014年5月: シンガポールの不動産サイト99.coに$56万シードラウンドの一部(参考)

2014年1月: 幼児製品eコマースサイトBilnaにシリーズAラウンドの一部 (参考)

2013年12月: eペイ会社Coda PaymentsにUS$230万 シリーズAラウンドの一部 (参考)

Gree Ventures

グリーベンチャーズは、日本のGREEのVC。2014年3月にはアジア全体で総額US$5000万の投資をしていると発表した。Kuanhua Hsuがシンガポールのヘッドである。

2014年7月: 香港のホテル予約サイトHotelQuicklyにUS$450万 (参考)

2014年3月:シンガポールのモバイル向けリワード・プラットフォームYoyo HoldingsにUS$130万 (read more).

2013年1月: インドネシアのファッションeコマースBerrybenkaにシリーズAラウンドの投資 (参考)

Hera Capital Partners

消費者、メディア、小売、テクノロジーの会社に投資している起業家のための投資会社。一つの会社にUS$100万〜1000万の投資をしている。

2014年4月: フランスのメディア会社Reworld MediaにUS$260万(参考)

2013年11月:シンガポールと中国のソーシャルメディア会社WildfireにUS$260万(参考)

2012年12月: ビジネス情報会社The Stakeholder Companyに投資

IMJ Investment Partners

IMJは、東南アジアのアーリーステージから投資しているVC。シンガポールの代表は、斉藤晃一氏。

2014年8月:タイのファッションeストアWearYouWanにUS$150万シリーズAラウンドの一部(参考)

2014年8月: タイの教育スタートアップTaamkruのUS$62万シードラウンドの一部(参考)

2014年7月:フィリピンの送金スタートアップAyannahにUS$1oo万シードラウンドの一部(参考)

Infocomm Investments

インフォコムインベストメントは、シンガポール政府機関IDAの全額出資のVC。 S$200(US$1億60o万)以上を運用している。主にアジア太平洋地域に投資していて、シンガポールのスタートアップアクセラレーターJFDIの投資家でもある。

2014年3月: スタートアップアクセラレーターJFDIUS$210万 (参考)

2013年3月: シンガポール高級eコマースReebonzにUS$40oo万ラウンドの一部(参考)

2013年4月: 日本の翻訳サービスプラットフォームGengoUS$1200万シリーズBラウンドの一部 (参考)

Intel Capital

インテルキャピタルは、インテルのVC。グロースステージ以上に投資。シンガポールの代表であるDeepak Natarajan氏が東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドの投資を統括する。

2014年6月:ニュージーランドの運動管理とバーチャルコーチングスタートアップPerformance Labに投資 (参考)

2014年6月: インドのCRMプラットフォームモバイルアプリ HelpshiftにシリーズAラウンド (参考)

2013年10月: シンガポールのクラウドコンサルティング会社CloudFxに投資 (参考)

Jungle Ventures

ジャングルベンチャーズは、インド、東南アジア、中国、アメリカのスタートアップにシードステージから投資している。シンガポール政府のプログラムであるTISプログラムとESVFスキームの支援を受けている。Amit Anand氏が代表で、16人のパートナーとアドバイザーがいる。

2014年7月: インドのモバイル支払いスタートアップPokktにUS$250万シリーズAラウンド (参考)

2013年10月: マレーシアのオンライン個人金融プラットフォーム iMoneyにUS$200万シードラウンドの一部(参考)

2013年10月: シンガポールのeペイスタートアップ FastacashにUS$300万シードラウンドの一部(参考)

Majuven

Majuvenは、アーリーステージからの投資をしているVC。パートナーは、SingPostの会長Lim Ho Kee氏、SingTelの前CEOでシンガポールの首相の兄弟であるLee Hsien Yang氏、NRFのCEOのLow Teck Seng氏、Biosensors Internationalの創業者Lu Yoh Chie氏。シンガポールだけでなくアジア全体のスタートアップに投資している。Khairu Rejal氏がマネージャーだ。

2014年3月:省エネトイレ製品を作るRigel TechnologyにシリーズDラウンド(投資額未公開)の一部

2013年12月: ERP software company Anacle SystemsにUS$200万シリーズDラウンドの一部

2013年2月: エコテクノロジーのスタートアップBioMaxにUS$160万シリーズAラウンドの一部

Monk’s Hill Ventures

モンクスヒルズベンチャーズは、シンガポール政府のESVFプログラムにより出資された新しいUS$8000万を持つファンド。東南アジアのグロースステージの企業に出資していて、US$100万〜300万の額が株式の15–30%になるように投資している。二人のマネージングパートナーは、連続起業家のPeng-Tsin Ong氏と前Infocomm InvestmentsのCEOであるKuo-Yi Lim氏。ロケットインターネット幹部のStefan Jung氏がパートナー。

New Asia Investments

医療テクノロジー、クリーンテクノロジー(水やエネルギー)、産業イノベーションにを主としたUS$2200万を運用している投資会社。シンガポール政府のESVFプログラムとグロースステージのスタートアップから出資を受けている。

2011年8月: シンガポールの特殊アプリケーションのためのハイエンド光学系会社Microlight Sensorsに投資 (参考)

2011年10月: シンガポールの医療テクノロジースタートアップBioMersにUS$520万シリーズBラウンド (参考)

2011年2月: シンガポールの水処理スタートアップMINT MembranesにシリーズAラウンド(参考)

NSI Ventures

東南アジアのシリーズA,Bラウンドのスタートアップに投資しているUS$50 millionのファンド。ローカル市場やグローバル市場のB2B、B2Cのスタートアップを中心にみている。Northstar Groupのプライベートエクイティの子会社である。

2014年2月:健康とウェルネスのプラットフォームであるCXAにUS$8oo万シリーズAラウンド主導(参考)

Rakuten Ventures

楽天ベンチャーズは、日本の楽天に属する比較的新しいUS$1億をもつファンド。Saemin Ahn氏がマネージングパートナー。アジア太平洋地域、アメリカ、イスラエルのアーリーステージから投資している。

May 2014年5月: 韓国の共有ファイルアプリSend AnywhereにUS$100万シードラウンドの投資(参考)

2014年2月: シンガポールの視覚認識スタートアップViSenzeにUS$350万シリーズAラウンドの一部 (参考)

2013年12月: eペイ会社Coda PaymentsにUS$230万シリーズAラウンドの一部(参考)

Rebright Partners

東南アジアの主にアーリーステージのスタートアップに出資している日本のVC。蛯原健氏が創業者兼ジェネラルパートナー。

2013年10月: マレーシアのオンライン個人金融プラットフォーム iMoneyにUS$200万シードラウンドの一部(参考)

2013年10月: Involved in a インドネシアのマーケットプレイスIndoTradingにシードラウンド(投資額未公開)に投資(参考)

2013年9月: インドネシアの飲食店情報サイトQravedにシードラウンド(投資額未公開)に投資 (参考)

SBI Ven Capital

シンガポールのESVFプログラムに出資を受けているアジア全域でグロースステージのスタートアップに投資をするファンド。日本のSBIホールディングスの海外プライベートエクイティである。

2013年4月: オーストラリアの企業向けソフトウェア会社PanvivaにUS$400万シリーズBラウンドの投資 (参考)

2012年8月: インドのeラーニング会社LiqvidにUS$3oo万(参考)

2011年10月: カリフォルニアのポータブルバッテリースタートアップにUS$2000万シリーズCラウンドの一部(参考)

Sequoia Capital

Sequoiaは、世界トップのVCの一つである。しかし、シンガポール担当者のYinglan Tan氏は、インドオフィスにいる。アジアでは、主に中国とインドのグロースステージ以上に出資している。

2014年8月: インドのデータ保護スタートアップDruvaにUS$2500万シリーズCラウンド(参考)

2014年7月: インドのクラウド電話会社Knowlarity CommunicationsにUS$1600万シリーズBラウンドの一部(参考)

2014年7月:バンガロールの高級小売り会社Capillary TechnologiesにUS$1400万シリーズBラウンド 主導(参考)

SingTel Innov8

シンガポールの最大の電話会社SingTelのVCで、資本金はUS$2億。

Edgar Hardless氏がCEOで、アジア全体で8つのチームに分かれています。アジア太平洋地域、ヨーロッパ、アメリカのグロースステージ以上のの会社に投資している。

2014年8月: アメリカの企業向けデータ保護スタートアップBitglassにUS$2500万シリーズBラウンドの一部(参考)

2014年7月: インドのモバイルペイスタートアップPokktにUS$2500万シリーズAラウンドの一部(参考)

2014年4月: シンガポールのサイバー監視スタートアップKAI SquareにUS$318万シリーズBラウンドの一部(参考)

Vertex Venture

シンガポール政府が所有する投資会社Temasek Holdingsの完全子会社 のVC。最近、新しくシンガポールのスタートアップのためのUS$8000万のファンドを発表した。グロースステージ以上のスタートアップに投資している。

2014年7月: タクシー予約アプリGrabTaxiにUS$1500万シリーズBラウンドの一部 (参考)

2014年1月:カリフォルニアの医療技術のスタートアップInvantisにUS$4650万のシリーズBラウンドの一部(参考)

2014年1月: インドのキッズ製品eコマースサイトFirstCryにUS$15oo万シリーズCラウンド主導 (参考)

JAFCO

アーリーステージから投資している日本が拠点最大のVC。純資産は1550億を超える。シンガポールのマネージャーは、渋澤 祥行氏。

2015年2月:地球の軌道から宇宙ゴミを除去するための衛星を開発するスタートアップAstroscaleに$7,700,000シリーズAラウンドの一部

Walden International

アーリーステージからグロースステージの東南アジアスタートアップに投資しているVC。Soo Ping Yong氏と Kris Leong氏がシンガポールのマネージャーで、TISプログラムとESVFプログラムから出資を受けている。

2014年2月: シンガポールの視覚認識スタートアップViSenzeにUS$3500万シリーズAラウンドの一部(参考)

2013年11月: シンガポールファッション関連プラットフォームClozetteにUS$3oo万シリーズBラウンドの一部(参考)

2013年4月: インドネシアの観光サイトBurufly に投資(参考)

参考

ちなみに、私の運営しているメディアはこちらです。

SUCLE (シュクレ)

https://sucle.jp/

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