『自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門』(佐々木俊尚 著)を読んで

著者の佐々木俊尚さんは、僕が人生のお手本としてSNSごしに学ばして頂いてる尊敬する方です。

毎朝、新鮮・面白い・興味深い考えされられるニュースやブログ記事をTwitterやFacebookページで一言添えてシェアされています。

僕が毎朝Twitterで朝キュレーションをするようになったのは佐々木俊尚さんに影響されてです。子どもの頃は新聞やTVのニュースを見るのが大の苦手でしたが、大人になりスマホのおかげで人生の為になる記事があらゆるメディアに溢れているのでニュースを見るのが好きになりました。ただ、数え切れない情報の多さに惑わされないよう情報の取捨選択が必要だと思い佐々木俊尚さんの習慣を真似しています。

では『自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門』(佐々木俊尚 著)を読んで僕なりに日々考えている事を書きます。

著者 佐々木俊尚さんのプロフィール
作家・ジャーナリスト。1961年兵庫県生まれ。早稲田大政経学部政治学科中退。毎日新聞社などを経て、フリージャーナリストとしてIT、メディア分野を中心に執筆している。忙しい日々の活動のかたわら、自宅の食事はすべて自分でつくっている。

記者やフリージャーナリストを経験された佐々木俊尚さんならではの独自の視点で語られたリアルな20世紀の歴史からはじまり、戦国乱世の様な今の時代に必要な生き方を考えさせられる本でした。

特に興味深かったのは「ウィーク・タイズ理論」についてです。

「ウィークタイズ理論」のウィークとは「弱い」タイズはネクタイのタイと同じ意味。首を巻いてるものがネクタイで、タイは「結びつき」「つながり」というような意味です。だからウィークタイズは「弱いつながり」。これの反対語は、強いつながりの「ストロングタイズ」。

昔は家族や友達との絆と呼ばれていた強い結びつきが、今はそこまでの力を持たなくなってきています。スマホのおかげで瞬時に世界へアクセスできるようになったおかげで、目の前に見えるものしか信頼していなかったのが、インターネット上での繋がりが感覚としてリアルな人間関係とさほど変わらなくなってきています。

昔から言い伝えられてきた様々な事が科学の力でいつ覆されてもおかしくない時代です。強く深い繋がりは、自分の考えを固定化しかねません。弱く浅い繋がりほど、自分の脳の使われてなかった領域を広げてくれます。

考えの固定化が招くのは、これしかないという思い込み。思い込みから生まれるのは過剰な自意識。

いつでも目の前の事は大小様々変化し続けていくので、考えの固定化は怖いです。

「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」- 呂蒙 -

これは三国志の呂蒙の言葉です。

「士たるもの、別れて三日もすれば随分と成長しているものであって、また次に会う時が目をこすって違う目でみなければなりませんよ」という事だそうです。

働き方も変われば、生き方も自ずと変わってくる。歴史を見ると歴然だが誰かの押し付けではなく、自分で自分の人生を選択し生きれる世の中になってきています。

自由=責任という事を意識し、わたしたちは自分の自由を誰かのせいにすることはやめなければなりません。

変化の激しい今の時代には、頑固にならず個人個人に寛容さが求められていると思います。

僕の思う寛容さとは、生まれた環境、国籍、宗教、性別などあらゆる言葉で囲われた敷居をなくし、弱くてもうっすら世界に輪ができるような心の繋がりが生まれる事です。

この本を読んで改めて、他人の自由に対して干渉せず、自分の自由に責任を持ち楽しく生きていきたいと思いました。