スポーツとファイナンスが出会う場所?スタジアムに潜むFinTechの可能性を探る

2017年2月、驚きの最新テクノロジーがFacebook Liveで配信された。
配信は「NFL x Visa」である。

とにかく動画を見てほしいのだが、専用リングをはめて、専用端末に指を近づけるだけで決済完了。※動画は簡易版
いつもは面倒な現金会計が数秒で済む。
(MediumにFacebook VideoのEmbedがうまく表示されない…)

私は仕事柄、Jリーグ、Bリーグ観戦が多いのだが、売店は現金会計以外したことがない。
(会場によるかもしれないが、おそらくその他の決済手段はほぼ皆無)

それに対して、アメリカメジャースポーツはテクノロジー導入が進んでおり、数ドルの決済でも当然のようにクレジットカードで済む。
ただしそれでも暗証番号入力やサインなど多少の手間はかかる。

そこで、今回のVisa Payment Ringである。
これならほんの数秒、しかも指を専用端末に近づけるだけ。

これだけを見ても、日本のスポーツテクノロジーはまだのびしろがあることが分かる。

例えば、Jリーグ。
スタジアムのハード面改修、スマホ/VR/4K時代の映像配信が先なのは分かるが、いずれ決済改革も行ってほしい。
まずは金融系をオフィシャルパートナーに取り込むのが第一でしょう、と思ったら、2017年シーズンの新スポンサーにいらっしゃいました!

「マスターカード・ジャパン株式会社」

http://www.jleague.jp/release/post-47377/

これは決済革命に期待です。

J1リーグ戦だけでも、
・18チーム
・年306試合(9試合x34節)
・平均入場者数約18,000人
・スタジアム出費 3,279円(飲食1,830円/グッズ832円/記念品等617円) *1
の場合、

約180億円がスタジアムで決済される計算になる。
これにチケットや交通費もやり方によってはコントロールすることができる。
(チケットはぴあ社)
※スタジアム出費はスポーツ全体の数字の為、サッカーはもう少し低い可能性あり

(1) これだけのトランザクションを最低限獲得
(2) 決済の手軽さによってトランザクションが増加
(3) 一部利用者の日常における決済を確保
(4) スポーツによるブランディングで更なる利用者の増加
が見込める。

プロ野球の中には、「読売ジャイアンツxJCB」のように、すでにカード利用を通じた特典が用意されているケースもあるようです。

オリンピック会場で外国人が小銭をジャラジャラしてる風景は見たくありません。
プロリーグ、そしてオリンピック・パラリンピックでの決済革命に期待です。

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*1 マクロミル「2015 年スポーツマーケティング基礎調査」