機能的な汚さ

モノが散乱している部屋。大小構わず積み上げられた本と雑誌。壁にピンで 雑に留めたメモ書きは今にも落ちそうだ。汚い机の上はさっきまで何の作業をしていたのか、予測ができないほどあらゆるモノがどっさり置かれている。

客観的な感覚としては汚さが先行するが、彼にとっては全てが機能的であり、それぞれが有機的につながっていることが伺える。

私はそんな機能的な汚さに興味がある。彼らは意図して汚くしているのではなく、自分の空間がありのまま出現してしまっただけだ。問題などない。ただの聖域だ。

理解しがたい姿は美しく感じる瞬間がある。時として興味の対象へ移り変わるんだ。

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