ディスカッション中のホワイトボード。

もし次のリリースが最後のリリースだとしたら?と考える

Yuki Kanayama

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VASILYではiQONのアプリアップデートは原則月に2回、1日と15日としています。月2回とリリースタイミングと回数を決めてやる一番の理由は、企画→開発→検証→企画・・・というサイクルを回しやすくして、プロジェクトにリズムを出すことです。リズムが出てくるとそれはグルーヴになり、グルーヴはムーブメントと昇華し、大きな成果が出せる、というイメージを持っています。

昨日アプリ開発チームと共に、次の定期リリースにどんな改善を入れるかということを議論しました。VASILYではエンジニアもデザイナーもプランナーも役職/役割に関係なくフラットに意見を出し議論するのですが(会議に参加して何も意見を出さないことは悪、だと考えています)、昨日の会議ではどのアイディアも甲乙捨てがたく、どれもやるべき改善のように思えました。

しかし、当然時間は有限なので全てを同時並行で進行させることはできないですし、次のリリースに全部入れることもできません。やるべきことを適切に選択するために、選択する基準を設け優先度を付ける必要があります。数ある選択肢の中から選択する手法にはいろいろなものがありますが、昨日の会議でバチっとはまったやり方は「次のリリースが最後のリリースだったとしたら、何をやる?」という視点での取捨選択でした。

このやり方がハマったのは「次のリリースが最後のリリース」という状況をメンバー全員で共有し前提を合わせ、最もインパクトのある施策は何か?という基準で議論できたからだと思います。

今回のアプリのアップデートのみならず、人生で直面する選択において常に「これが最後の◯◯だったら?」という仮説をもって選択していくことで選択の精度を向上させることができるかもしれませんね!(消費カロリー高そうですが)

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