VASILYで大切にしていること=HIPSTER
先日はVASILYのビジョンについて書きました。本日はこのビジョンを達成するためにVASILYが大事にしていることについて書こうと思います。
VASILYではビジョンを実現するため、共通の価値観/行動原則を持ち行動できるように、全メンバーが常に意識するキーワードを持っています。
それらは以下7つのキーワードとなっており、頭文字を取ってHIPSTERと呼ばれています。
- Hungry
- Internet
- Professional
- Speed
- Teamwork
- Entrepreneurship
- Recruit
HIPSTERという元々の言葉は100%ポジティブに使われるわけではないと思いますが、会社内に浸透しやすくするためにそれぞれのキーワードの頭文字をアナグラムにして覚えやすくしています。HIPSTER=イケてる人=VASILYで大事にしているものを体現できている人、と連想してもらえたらいいなという思いもあります。この狙いは成功してVASILYメンバーではインターン含めてHIPSTERについて説明できない人はいないと思っています。(もしかしたらよくある会社社長の根拠の無い楽観的な妄想かもしれませんが 笑)
HIPSTERはケツ(HIP)から始まった
このHIPSTERですが、VASILYの会社設立からあったわけでありません。社内の記録を探しているとHIPSTERについて自分が言及していたのは2015年9月。けっこう最近のことです。
当時も今もVASILYにとって最も重要な課題は人材の採用なのですが、HIPSTERができる前には明確な採用基準というものがなく(あったとしたら「自分より優秀な人間を採用する」というものくらいでした)、採用プロセスにおける非効率さと採用後の人材フィットが会社全体のパフォーマンスに影響していました。その課題を解決するために、自分含む取締役3人での会議で「人生で最も大事だと思うことを1つだけ選び、その視点だけにフォーカスしよう」と提案しました。
その会議で自分は「ハングリーであること」、CTOの今村は「インターネットを駆使すること」、CFOの千葉は「リスペクトできるプロフェッショナルな分野があること」を挙げました。3つの頭文字、ハングリーのH、インターネットのI、リスペクトのR、としてしまうと「HIR」で意味を持てないので、千葉には少し譲ってもらい、プロフェッショナルのPをとって取締役3人が大事にすることを「HIP」(ヒップ=ケツ)としてまとめ、これを中心として採用基準を考えよう、ということになりました。
HIPからHIPSTERへ
取締役3人から産まれた「HIP」から「HIPSTER」と発展していくのですが、残念ながらそこに面白いドラマはありません。会社が1つにまとまるために必要な、全員が共通して持つ価値観が3つでは少ないように思えたので、もう追加で少し考えてみよう、と1人悶々と常に考え続け産み出しました。
先ほどのHIPにスピード(S)、チームワーク(T)、アントレプレナーシップ(E)、仲間探し(R)、の4つを加えアナグラムを思いつき、これでいける!と思ったのは出勤途中、自転車に乗りっている時でした。
悶々と考えつづけても答えがでないような課題は、仕事場の机の上で解決することよりも通勤途中やシャワー中など、仕事場を離れている時に頭を動かしている時のほうが多いと思います。
HIPSTERの現在
こうして産まれたHIPSTERは採用基準として使われるだけでなく、その基準を入社後の評価にも使うべきだと考え、VASILYにおける仕事の行動についての評価軸としても利用しています。HIPSTERを持つメンバーがVASILYでHIPSTERな行動をしていけば、我々のビジョンである「人類の進化に貢献する」ということを達成できると信じています。