第二回 続・旅のはじまり
TUPアメリカツアーで学んだこと
それでは、前回の続きで私の思うアメリカツアーの魅力をご紹介しまーす。
◎5日間の島での生活
2週間のツアーの中で、最も衝撃的なのが島での生活。
シアトルからフェリーで1時間ほどの島にある
エコヴィレッジ「ブロックス・ホームステッド」で5日間生活します。
毎年春から秋まで15人ほどの研修生を募るブロックス。
アメリカやカナダを中心に若者たちが集まってきます。
研修生たちは、
自然の中で生きる知恵やコミュニティ生活を実践しながら学ぶ日々。
そんな研修生たちと一緒に作業したり、パーマカルチャーを学ぶ濃い時間でした。
ここに来ていちばん強く感じたのは、
「人間は動物の一種なんだ!」ということ。
人間の排泄物は微生物たちによって分解されて土に戻り、
その栄養を吸収して植物は育つ。
それをまた私たちが食べる。
全てが循環していることを身をもって知りました。
そして、全てがコンポスト(たい肥)になるので、
「無駄なものってこの世にないんだ」(byツアー参加者)
ということ。
人間社会に生きる私たちは普段意識しないけれど、
自然界では当たり前で、常に日常で起こっているサイクル。
それって、ある意味ミラクルなんだよなあ。
◎チェックイン
私の中でかなり大きかったのがチェックイン。
★チェックインとは
自分とつながり、自分が今感じたことや体験して考えたことをシェアする場。
そこでは、言って良いことと悪いことの区別がなくて
(つまりポジティブなこともネガティブなこともOK!)、
周りの人はそれを否定せずただ聞いているだけ。
自由な表現が許される場、時間のことです。
私は正直結構人見知りだし、大勢の人の前で話すのに慣れていません。
めちゃくちゃ緊張するし、話す前は軽くパニックになります。
だけどチェックインで無理にまとめようとせず、
「今ここ」の自分が思っていることだけ言っていると、
今まで自分の中にため込んでいた思いを吐き出すからなのか、
自意識過剰がマシになりました。
自分の思いを語るのも好きだけど、
みんなの話を聞くのもまたいいなあと思います。
しどろもどろに話す人
きれいにまとめて話す人
自分について話し出す人
途中言葉にならなくなっていく人
どれもその人らしいなあ、
と優しい気持ちで見つめたくなります。
そこには良し悪しはないんだなあ。
このチェックインは、
人との結びつきにもかなり影響を与えると思ってます。
ただそのときの体調を言い合うだけでも、
相手のことを自分事ととして考えられます。
いつも初めに出してくれる海さんの例えが、
「こんなことでも言って良いんだ…!」
という気持ちにさせてくれるのも大きいかも。
◎素敵な仲間との出会い
このツアーを企画・運営しているソーヤー海さんや鈴木栄理さんをはじめ、
一緒に参加したツアーメンバーは今もいろいろと関わりあっています。
(今そのうちの一人と一緒に住んでる!)
本当に家族のような存在で、
ツアーの初日に「はじめまして」とあいさつしていたのがウソのよう(笑)
今年のツアー参加者募集が今始まってるから、ちょうど1年経とうかというくらい。
それが旧知の仲みたくなってるんだよなあ。
縁って不思議。
1年前に私たちがツアーに参加した直後から、
千葉県のいすみ市の古民家で「TUP道場」(養生できるゲストハウス的なもの)
を作る企画が始まっていて、
これからいろんなことが始まりそうで楽しみです。
先のことは全く分からないけれど、
こっち(関東)にいる間は定期的に手伝いに行こうと思ってます。
バックグラウンドの異なる人々がもっと流動的に関わっていける、
素敵な場になってほしいなあ~。
みんなで一緒に作ろう!(海さんのマネ(笑))
それでは~。
