少ない労力でより良い成果を出すには?「エッセンシャル思考」

エッセンシャル思考とは?

エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を貫く生き方だ。それは未来へ向かうイノベーションである。

エッセンシャル思考とは、自分の頭で考えた自分にとってもっとも大切なことにだけ時間を費やすことだ。

自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。

エッセンシャル思考の手順。

1. 見極める
2. 捨てる
3. 仕組み化する

大局をみる。大部分のノイズの中から本質を掴み取る。会議の議事録を取るとき、分量が多い割に話の流れや本当に重要な情報が抜け落ちたメモになっていないか。ジャーナリストになったつもりで、大筋を捉える。

あらゆる事実には本質が隠されている。 優れたジャーナリストは情報の断片を調べ、 それらの関係性を発見する部分の集まりから全体像を作り上げ、人々に通じる意味を付与する仕事だ。

ジャーナリストの目を手に入れるには?

  1. 日記をつける
    日々の出来事を記録する。2〜3ヶ月ごとに見返し、自分の人生にどのような変化があったのか、大筋を掴む。
  2. 現場をみる
    現場に足を運び、自分の目で確かめると、物事の本質を掴むことができる。
  3. 普通を知り、逸脱を探す
    その分野に関する知識をつけて何が普通なのかを知る。すると物事をより大きな文脈の中で捉えることができ、他の人が気づかない本質に気づける。
  4. 問題を明確にする
    何を解決しなければいけないのか、そのために何を決めなくてはならないのか。

また、遊びを大切にすることも手段の一つである。

遊びは本質を探求するのに役立つだけでなく、それ自体がどこまでも本質である。

目的は「完全に明確」でなければならない。「かなり明確」では不十分だ。

「これからの5年間でどんな仕事を成し遂げたいですか」という問いに、とことん明確に答えられる人はあまりに少ない。私が完全な明確さにこだわるのは、それが仕事の結果に直結するからだ。目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。目的にもわからない仕事ではやる気が出ないからだ。目的が明確でないとき、人はどうでもいいことに時間とエネルギーを消費する。

習慣の威力。

「想像的な人は自分に合った生活リズムを早い時期にみつけます」とミハイは説明する。「睡眠、食事、仕事のリズムを守り、それを乱すような誘惑に負けません。心地よい服を身につけ、気の合う仲間とだけ付き合い、余計な行動には手を出しません。自分の行動パターンを遵守すれば、余計な物事に注意を奪われずに済みます。本当に重要なことに全力で集中できるのです。」

悪い癖を正しい習慣に変える方法。

悪い習慣を変えるためには、行動自体よりもそれを引き起こすトリガーに注目すべきだということになる。トリガーを見つけて別の有益な行動と結びつけてやればいいのだ。最初はかなり抵抗があると思う。それでも新しい行動をやり続けていれば、トリガーと行動の新しい結びつきがだんだん脳に定着していく。
新たな習慣を作りたいなら、新しいトリガーを作って有意義な行動を引き起こせばいい。習慣づくりは一つずつ。まずは一つだけ、新しい習慣を初めてみよう。それが定着したら、次の習慣に取り組めばいい。

■内容抜粋

- ノーと言う勇気を持つ。うまく依頼を断ることは、「自分の時間をやすうりしない」というメッセージになる。

- 様々な心理的バイアスにとらわれず、きっぱりと「やめる」スキルを身につければ、人生はもっとシンプルになる。

- 最悪の事態を想定してバッファを取る。

- 準備と計画に全力を注ぐ。

- 人は甘く見積もる傾向がある。自分が見積もった時間を常に1.5倍に増やして締切を設定する。

- 目指すことを明確にする。

- 早く小さく始める。

- 悪い習慣を引き起こすトリガーを特定し、別の有益な行動と結びつける。

■所感
「シンプルに生きる」ことが人生でより遠くにいくために大切。ノーと言うことも、バッファを取ることも、目標を明確にすることも、全てシンプルに生きるための手段。大切な10%に集中して、それ以外の90%を捨てよう。

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