Stripe Radar を 導入しています

並木友祐
Dec 15, 2020

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このブログは、JP_Stripes Advent Calendar 2020の12/16分のエントリーです。

はじめまして

アソビューでエンジニアのような、情シスのような、マネジメントのような、たくさんのことをやらせてもらっています。並木と申します。

縁あって今年の1月に以下のイベントに登壇させていただきました。

その後、オフラインで JP Stripes のユーザー会にも参加させていただく予定だったのですが、ご存知の通りコロナ禍により延期・中止の運びとなってしまいました。

が!先日、運営の皆様のご尽力があり、無事にオンラインで開催することができました。改めて呼んでいただきまして、誠に感謝しております。

※その時の様子は是非、こちらからご覧ください

※コミュニティに参加していないと視聴できません

この時お話しした内容と重複しますが、弊社が導入している

Stripe Radar」をどのように利用しているか、少しお話しさせていただきます。

Radar の利用用途は主に2つです

1.不正のブロック(ルール・リストの設定)

デフォルトで設定しているルールに加えて

・APIで取得できるデータを使用してのルール設定

・API+メタデータ でのルール設定

ここでいうメタデータは、サービス固有の情報などを指します。

このルール設定で、年間で数万という単位で不正な取引がブロックされています。

2.疑わしき取引の検知(ルールの設定)

レビューの対象にする取引の条件を設定することで

条件に引っかかった取引を保留にし、人の手(目)を加えることで

判定するようにします。

この時、レビュー対象にする取引をメール+Slackで通知するようにし、リアルタイムで検知できるようにしています。

Radar で 検知できない不正な取引

Radar は あくまで機械学習で設定できるルールとなりますので

ブロックされることによる恩恵は非常に大きいのですが

Radar + 独自リスト + 人の目による判断

によりできるだけ不正な取引を検知できるよう、日夜努力を続けております。

まとめ

オンライン決済はユーザーにとって非常に便利ですが

同時に、不正取引の温床にもなりやすいものであると考えています。

技術やサービスの革新は日進月歩、非常に素晴らしいものですが

不正な技術も同時に発達していくことになります。

情報のアップデートも。

そんな時、機械学習によるブロックを行ってくれる

Stripe Radar

というサービスは利用者が意識せずとも自動でセキュリティがアップデートされていくのは、非常に助かります。サービスの規模や導入におけるメリットは様々かと思いますが、セキュリティに悩みがある場合は、是非、Stripe さんに相談することをオススメいたします。

簡単ですが、以上となります。

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