Startup School Founders Trackプログラムで学んだ3つのこと

Yusuke Tanaka
Jun 22, 2017 · 6 min read

4月から受けていた10週間のStartup School Founders Trackプログラムが先日終了したので、学んだ内容と感想を簡単にシェアしたい。

そもそもStartup School Founders Trackとは?

Startup School Founders Trackとは、シリコンバレートップのスタートアップアクセラレーター、Yコンビネーターが提供しているオンラインのスタートアップ支援プログラムだ。このプログラムのおかげで、アクセラレーターに入らないと受けられなかったYコンビネーターのメンタリングがオンラインでも受けられるようになった。世界中から集まった約1万3000社の応募の中から2820社が選ばれ、1,584社がプログラムを修了した。

出願して合格すると、YC卒業生がメンターとして付いてくれ、他のスタートアップ20社とグループを組んでプログラムを進めていく。コミュニケーションは全て社内用のチャットツールかビデオ会議で行われる。

実際のプログラムで主に行われるのは

YC Startup Schoolのレクチャー動画を視聴する

・週1回1時間程度のオフィスアワーに参加する

・オンラインフォームで毎週の進捗を報告する

の3点だ。この他にも個別でフィードバックやチャットでのサポートが得られる。

参考記事:1500+ startups graduate Y Combinator’s first online Startup School

なぜ入ろうと思ったか?

私がこのプログラムに応募する決め手になったのは以下の2点だった。

YC卒業生から毎週メンタリングが受けられること

Yコンビネーターはシリコンバレートップのアクセラレーターで、卒業した創業者はスタートアップのイロハを知っている上に経験も豊富だ。彼らから得られるメンタリングは、創業したばかりのスタートアップにとって非常に貴重である。

世界中のスタートアップと交流できること

スタートアップをやっていく上で同じステージにいる他の創業者仲間との繋がりはいろんな意味でありがたい。有意義な情報交換ができたり、時として助け合えるような他の創業者と濃い繋がりが築けるいい機会になると思った。

実際に役に立っている3つの学び

メンタリングや他のスタートアップとのディスカッションを通して学んだことの中で、特に以下の3点が役立っている。

プロダクトはとにかく早く出せ

検証されてない仮説の上に仮説を重ね続け、いざプロダクトが出来上がった時にはユーザーが自分しかいない、というのはスタートアップをやっていて非常によくあることだ。そんな事態に陥らないためにも、何が何でも早くリリースしてユーザーからのフィードバックをできるだけ多く手に入れる。スタートアップにとっての唯一の答えはユーザーからのフィードバックであり、早く・何回もリリースしてフィードバックの数を最大化する。

技術的な障害を言い訳にするな

技術的課題が原因でプロダクトのリリースや改善が遅れるのは、多くのスタートアップが陥りがちな失敗だ。しかし、これほど無駄なことはない。自社内ですぐには解決できなさそうな技術的課題は、他のサービスを利用するなどして常に最短ルートで解決する。大切なのは早くプロダクトをリリースしてユーザーからフィードバックをもらい仮説を検証することであり、そのために手段を選んではいけない。

「思い込みの前提」は最大のリスク

目先のタスクに集中しすぎると、もっと手前にある大前提が間違っていることに気づかず、今まで費やした時間が全て無駄になるケースがある。定期的に今行なっていることを俯瞰して見直す時間を作り、そもそもプロダクトの前提になっている事象が本当に正しいかどうかを疑う必要がある。

まとめ

個人的に一番良かったのは、同じステージにいる創業者と出会えたことだった。実際にサンフランシスコに拠点を置くスタートアップ3社の共同創業者と知り合えたことは大きな収穫だった。10週間、毎週数社のグループで行われるオフィスアワーのおかげで、一晩だけのミートアップで得られるような浅い関係ではなく、クラスメートのような濃い関係を築けた。オフィスアワーで得られたフィードバックは、ネット上に溢れているような一般的なアドバイスではなく、弊社のプロダクトを理解した上での超個別フィードバックで、かなり事業がブラッシュアップされた。

このFounder’s Trackはすでに成長期にあるスタートアップよりも、プロダクトのローンチ直後あるいは直前のフェーズにあるスタートアップにとって最適だと言える。

ちなみにFounder’s Trackを修了するとこんなバッチがもらえる笑。どこで使えるんだろうか笑

友人でホテルにフレキシブルに1ヶ月以上宿泊できるサービスLiveHotelを提供する内藤聡も今回のプログラムに参加しており、プログラムに関する情報交換がリアルタイムできたおかげで学びがさらに深まった。

弊社はカプセルホテル PodRoomsをサンフランシスコで展開しており、サンフランシスコに旅行&出張でお越しの予定で、リーズナブルで快適な宿泊場所をお探しの方はぜひサイトよりご連絡ください。次はインドのバジェットホテル市場について書いてみたいと思います。

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