Yusuke Wadainexploring the power of placeまたな初夏の暮れ方、乗り慣れたバスに揺られながらお祭りの会場に向かっていた。まだ引っ越してから数日しか経っていないというのに、もうすでに「久しぶりに帰ってきた」という感覚があった。去年は、近所の子どもたちと一緒に行ったそのお祭りに、その日は1人で向かっていたから、どこかに変な照れ臭さみ…Jul 10, 2018Jul 10, 2018
Yusuke Wadainexploring the power of placeまち時間神奈川県横浜市鶴見区。JR鶴見駅から徒歩15分ほどのところにある「清水湯」という銭湯に僕は住んでいる。「住んでいる」というのは、まあ下宿みたいなものだ。きっかけは、何というか、たまたまである。もともと銭湯好きの僕が、引越し先として銭湯のある商店街を探していたらここにたどり着いたの…Jan 9, 2018Jan 9, 2018
Yusuke Wadainexploring the power of place常夜灯気が付いたら寝ちゃってた。朝帰ってきて、弟たち送って、スマホいじってってとこからあんまり覚えてないけど、最後の記憶は13時13分。Aug 8, 2017Aug 8, 2017
Yusuke Wadainexploring the power of place中身の見えないカンヅメ僕はまだ、中身を見たことがない。 僕に運がなかったからか、それとも僕のまちにはエンゼルがいなかったからか、理由はわからないがとにかく僕はおもちゃのカンヅメの中身を見ることなく今日を迎えている。Jun 10, 2017Jun 10, 2017
Yusuke Wada「しあう」2016年10月21日から23日にかけて、ぼくたちは佐賀県の基山町で34回目のキャンプを行った。「キャンプ」についての詳しい説明は『キャンプ論』(加藤文俊著)を参照してほしいのだが、簡単に説明をすると、まちを訪れ、まちの人びとを取材し、その成果をポスターという形にまとめてまちに還…Nov 21, 2016Nov 21, 2016
Yusuke Wadainexploring the power of placeあの犬僕の部屋には犬がいる。犬といっても、ぬいぐるみの犬だ。伏せの格好をして、ちょっとふてくされた顔をしている。こんな犬ともうかれこれ16年間も付き合ってきた。そんなものは他にない。でも、なぜよりによってあの犬なのだろうか。Aug 10, 2016Aug 10, 2016