起業家のメンタルヘルス

起業家のメンタルヘルスはもっと社会問題として注目された方がよいと思います。 問題を認識しなければ、それを解決することもできませんから。

米国では自殺者が出て、大きな議論になりました。 UCバークレー&UCサンフランシスコの調査によると、起業家の72%がメンタルヘルス上の懸念を申告。とくに鬱とADHDは3割、物質依存と双極障害は1割、だそうです: Entrepreneurship Research “Are Entrepreneurs Touched with Fire?

起業家のメンタルヘルス上の問題を考える上で重要なことは、それが隠されカミングアウトされないということです。

「自分の周りにメンタルヘルスを損ねている起業家などいない」という人に言いたいことは、「お前がそう思うならそうなんだろう、お前の中ではな」。

起業家が鬱になった場合、リーダーとしてカミングアウトできないプレッシャーから「最終解決」へと至りやすい面もあります。

カンファレンスやパーティーでエネルギッシュに振る舞う起業家も、その裏では毎日元気に出社することもままならない心身症を抱えているかもしれません。一見「多幸症」のように見える起業家は、実際のところ「躁うつ病」(双極障害)かもしれないのですよ。


提案1:起業家支援者としてのエンジェルやVCの組織(業界団体・NPO等)で匿名相談可能なメンタルヘルスサポート電話などを提供できないでしょうか? 一部の企業では従業員向けに提供しているサービスですよね。

提案2:まずは日本の起業家についても調査して実態を把握したいですね。有志で資金を出し合って実現しませんか?


リソース:

    石橋秀仁 (Hide Ishi)

    Written by

    前衛のインフォメーション・アーキテクト(IA、情報建築家)。インターネットサービス開発者。自由な会社の経営者。起業家メンタルヘルス調査。ウィキペディア「ユーザーエクスペリエンス」記事執筆。ゼロベースサロン主宰。好きな服を着て、美術展を廻り、本を読み、旅する自由人。思想を実装する。