僕たちは歩いていた。

高校生のときに読んだ心理学の本が急に読みたくなって、読み終わったから僕に貸してくれると君は言う。君から心理学の本を借りるというだけのことになぜかとても幸福な気分になる僕。

僕は言う。おっちゃん、最近天気に興味ありまんねん。雲にも興味ありまんねん… いや、下手な関西弁ごめんなさい。そんな変な話をしながら見たこともない風景を二人で歩いてる。二人とも何も言わないけれど、右手の木製の柵をあけて小道をいけば君の家に着くのだ。

柵をあけて右手に折れた途端、目覚ましが鳴った。パチン。ジ・エンド。

目が覚めてもとても幸福な気分だった。

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