TPP合意と新国立競技場問題がバラバラに考えてはダメです!

今回の合意で日本が大きく変わる事は
「世界のルールが決められたことで海外との競争から収益を考えられるようになる」
日本国内をターゲットにする時も、海外の製品、技術との競争から考えることで収益を増やせられるようになるし
海外をターゲットにする時もこれまでとは違い同じ土俵で考えられるようになる、ということ。
このTPPと新国立競技場を見事につなげてくれる意見があります。

新しいデザインの考え方が設計技術と施工技術の進歩と共に、建築にも入ってきつつあるんですね。これから、ザハやゲーリーのような複雑な3次元曲面の設計 が、手の届くコストの範疇でどんどんできていくようになる。今ちょうど、アメリカやイギリスがそういう技術革新の最中で、教育も含めて大きな改革が進もう としています。日本も国際的な動きに追いつくための改革にはいいタイミングだったと思います。新国立のプロジェクトを成し遂げて日本のトップの設計事務所 やゼネコンがザハ流の3次元設計を経験して、技術革新して世界標準にバージョンアップすることは、いいチャンスだったのではないかと思います。
〔中略〕
今回のプロジェクトも海外展開で出遅れている日本の建築業界が国際的な競争力を獲得するチャンスのひとつになり得たと思います。そのチャンスが失われたのは、長期的に見てもとても残念です。
【新国立競技場】「なぜ実務家たちは、ザハ・ハディドを支持するのか」建築家・藤村龍至さんに聞く より

新国立競技場を白紙にしたのは
国民の「なぜ」について明確にする、という意味でよかったと思います。
みんなが自分の頭で「なぜ」を考えた後もう一度、 、
何がホントにいい事なのか決めれば、大切なことを見失わず2020年に向かうことができた。
僕も「世界標準にバージョンアップ」なんて考えることもできなかった
でも、白紙になったからこそ世界標準の大切さに気づけた。
だって、TPP合意で、世界というレイヤーで考えれるようになった、
そのためには世界標準はとっても大切なことでしょ。

それなのに残念なことが

【新国立競技場】ザハ・ハディド氏「失望しています」コンペ参加断念を正式発表
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/18/zaha-hadid_n_8156996.html
「結局ゼネコン競争か…」ザハ氏の新国立コンペ参加断念に嘆きの声
http://irorio.jp/nagasawamaki/20150918/262070/

世界標準に向かう可能性がほとんどなくなってしまったのでは。
「期日に間に合わせるためにはゼネコンといっしょに進めないと間に合わない」というのもわかります。
でも、政府もいっしょになって世界レベルでの取り組む、という他にはない機会、
日本という国単位で良き未来を考えられる機会、
2020年前後の日本のために「世界標準」というポイントを大切にすべきだったのでは。

TPP成立と新国立競技場をつなげて考えられるように願います。

↓素晴らしい!ザハ・ハディド事務所発表ビデオプレゼンテーション(日本語)

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