Gertrud.

4niruddha
abt 4NIRUDDHA
Published in
1 min readApr 6, 2013

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思春期の頃のように淡く、少しでも透明に近づけようと懸命な青色の恋心が、不慮の事故のようなものによって時が止まってしまって、そしてそれがヘッセの描いた「春の嵐」のような形で再現されて、今、雨音として窓を叩いているような気がする。

いつだって相手を想う気持ちがその相手を癒すこともなく、自らの気持ちが相手を癒せないということを悟ることほど残酷なものはないというのに、それでも誰かを好きになることに理由など無いのだ。

幾度、その気持ちを確かめても、繰り返し確かめても、それが届かないということを検証してるにすぎないという作業に、愛という所作が含まれているのだと思う。

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4niruddha
abt 4NIRUDDHA

グッド バイ, Bye Blue. - tweets are my own w/o Co. opinion. ;)