今週のカクテル： ベスパー(Vesper)スペシャル

好評を頂いています、いなばー(Bar the Business)マスターの稲葉さんが私のために作ってくれるカクテルの紹介です。私は、クールで、クールなマティーニが好きなので、それを踏まえたセレクションです。

今週のカクテル名のVesperとは、ジェームス・ボンド第一作目の映画『007 カジノ・ロワイヤル』（1953年）で、ジェイムズ・ボンドのボンドガールとして登場するヴェスパー・リンドの名前から付けられたそうです。こんな女性です。いいですね。うらやましい！

作り方は、ジンとベルモットに氷を入れてバースプーンでステア（かき混ぜる）し、オリーブの実を添え、場合によってはレモンを飾るそうですが、映画の原作中のヴェスパーは、イギリス産ゴードンズのジンと、ロシア産（またはポーランド産）ウォッカの両方を入れ、ベルモットの代わりにフランス南西部ボルドー産アペリティフワインのキナ・リレを、またオリーブの実の代わりにレモンの皮を入れるのが特徴。

ただし、稲葉マスターによれば、キナ・リレはすでに終売になっていて、キナリレの代わりにシャルドネの白ワインを入れたとのこと。また、マスターがゴードンよりもBefeeterが好きなので、それで作っています。

１１月２７日（金）出版記念パーティー
『アクティブな学びを創る授業のデザイン
－劇場型授業という大学からの挑戦－』

関心をお持ちの方は、以下から。
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正式のお申し込みは、以下からお願いいたします。
http://bit.ly/1P8IJOU

カクテルを作るバーテンダーは、カクテル自体ではなく、カクテルに込めた想いを表現します。お店に来られた客の雰囲気や心のあり方を見てお好きな一品が登場します。おかげで出版会議の話し合いも一気に進みました。楽しいことをフロー状態でおこなうのがぴったりな場所です。ぜひお越しください。