生活者の行動を変化させるには(5) — リフレーミング1
引き続き、 Adam FerrierのAdvertising Effect — How to change Behavior — を読んでのメモ。
生活者にアクションを起こしてもらうために、いくつかの手法があり、
それらはモチベーションをアップするものと、行動を容易にするもの、に大別できる。
その中で、モチベーションをアップするものの中のひとつめ、
「リフレーミング」について。
放っておくと600人が死んでしまう感染病が発生している。
ここで、対策として2択を迫られたとき、あなたならどちらを選ぶ?
●オプション1:200人が助かる。
●オプション2:33%の確率で600人が助かるが、66%の確率で誰も助からない。
1982年に行われた研究によると、72%の人がオプション1を選び、28%の人がオプション2を選んだ。
次に、以下の2択なら、どちらを選ぶ?
●オプション3:400人が死ぬ。
●オプション4:33%の確率で誰も死なないが、66%の確率で600人全員が死ぬ。
22%の人がオプション3を選び、78%の人がオプション4を選んだ。
お気づきのとおり、オプション1とオプション3は同じ。
そして、オプション2とオプション4も同じ。
それぞれ言い回しが違うだけ。
つまり同じ2択を問いかけているのに、選択の割合が逆転していることになる。
この事例が示しているのは、
人は、「助かる(生きる)」という言葉が示されたときには、その選択肢を選びたがり(オプション1)、「死ぬ」という言葉で提示されると、それを避けたがる(オプション3)。そして、33パーセントで誰も死なない、という選択肢の方に賭ける。
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