FIFAのスポンサー費用

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3 min readApr 3, 2014

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2014FIFAワールドカップが近づいていますね。
一大スポーツビジネスとして、常にお金の匂いがするFIFAですが、
FIFAのスポンサーになるための費用はいくらなのか、調べてみました。

FIFAのスポンサーのランクは3種類あるのですが、
一番ランクの高い、「FIFAパートナーズ」について記載します。

■FIFAパートナーズ
・6社が契約している。
adidas (2030年まで契約済み)
coca-cola (2022年まで契約済み)
Hyundai kia motors
Emirates
Sony
Visa(2022年まで契約済み)

※カテゴリー独占になっていて、たとえば、スポーツウェアカテゴリーはadidasであり、Nikeなどの他スポーツブランドが入ることは不可能。
他のカテゴリーは、ソニーは「デジタルライフ」、Visaは「フィナンシャルサービスプロダクト」など。

・FIFAの主催する大会名を活用した広告活動や公式ロゴの利用、 会場での広告露出、などの権利が与えられる。

・FIFAの主催する大会であれば、ワールドカップ以外でも活用可能。 コンフェデとか。 逆にEURO(UEFA)や、AFCなどは別な契約なので活用不可。

・1年間のフィーとして各社24億円~44億円程度。 つまり、4年間で約100億円~170億円ぐらいですね。
契約の年数はいろんなパターンがあるようです。 (たとえばソニーは8年間で330億円、adidasは7年間で315億円など)

いくらグローバル企業とはいえ、マーケティング予算の中から、4年に1度のワールドカップのために約150億円+広告費用を投下する、と考えると、なかなか大きな投資なのではないかと。

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