イベントレポート

2014/9/27 「TOCを使って断れないほど魅力的な提案を作ろう!!」ワークショップが開催されました。

参加者目線のレポートとなります。
今回のワークショップでは”松山を売り込む”という内容で、「断れないほど魅力的な提案方法(マフィアオファー)」を使って、営業体験を行いました。

私たちのグループは、「会社に対し、松山に社員旅行に来てもらう提案」を作って、隣のグループに営業をしました。
結果、営業の奥深さを感じることができました (^^;

当日は13:30からワークショップは始まりました。

https://www.slideshare.net/nishiharatakashi1/ss-39631408

勝手にマフィアオファーin松山 from Nishihara Takashi

西原さんの軽快なトークで場が和みます。また、興味深い営業の例などを随所に聞くことができて、ぐいぐいと話に引き込まれました。

前半は、「断れないほど魅力的な提案方法(マフィアオファー)」の方法を教わりました。
特徴的で、勉強になったことは、以下のことです。

・アピールしたいポイントから、売り込むための質問を作ること。
売り込むための質問を事前に考えることで、商品をスムーズに売り込むことができるかどうか、事前にある程度知ることができるそうです。

・商品設計、企画、営業の三者で質問を作ること。
三者で質問を作ることで、売り込みがうまくできるか、評価しやすくなるそうです。

・売り込むための質問から、会社の重大な損失につながる重大質問を作ること。
企業に営業する先のことも考え、重役などを説得できるような質問を事前に作っておくと、さらに売り込みやすくなるそうです。

製品そのものを作る前に、売り込むための質問を作りこむことで、売れるかどうかある程度検証できることがすごいところだと思いました。

後半は、グループで営業役・企画役・開発役に別れて、マフィアオファーシートを使って売り込み内容を作成しました。
松山のアピールポイントから売り込むための質問をワイワイと話し合うのが楽しい時間でした。

その後、自分たちの考えた提案内容を元に、隣のグループに売り込みに行きました。
私は営業役で、実際に営業体験を行いました。
話してみると、商品(=松山)と売り込み質問が繋がっていない感じがしたりして、練り込みが足りなかったかなぁと言う感じがしました。
何回も作りなおすことが大切なのかな、と思いました。

13:30–17:00、内容の濃い時間だったのですが、あっと言う間に過ぎて行きました。
とても勉強になりました。あの後、何かあると「どんな質問を作ってみよう?」と思ってみることが多くなりました。

今回の講師を快諾いただいた西原さん、それから参加者の皆様、楽しい時間を本当にありがとうございました!

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四国のアジャイルコミュニティ — Community of practice and research about agile development in Shikoku, Japan