GPU生産のNVIDIAの24%増と好調な四半期を分析

ゲーム、データセンター、自動車が牽引

*ゲーム業界での売上

昨年対比18%増の781百万ドル。新型アーキテクチャPascalをベースにしたGPUが貢献。GeForceをインストールしたユーザーは8000万人に上る。1/3がMaxwellにアップグレードし、その上位であるPascalは発売したばかり。つまりこれからの拡大のチャンスはとても大きい。

*Quadro

昨年対比22%増の214百万ドル。ハイエンドマーケットの拡大、つまりリアルタイムレンダリングとモバイルワークステーション向けの伸びが要因。M6000 GPU 24 gig (Maxwellアーキテクチャ)が売上に貢献。Pascalは世界中のワークステーション市場への浸透を計画しており、成長は加速する見込み。

*データセンター

昨年対比でデータセンターの規模は2倍以上に拡大。

要因はスーパーコンピューティング、ハイパースケールデータセンター、グリッドビジュアリゼーションの拡大。ディープラーニングへの需要は研究者からを中心に伸び続けている。ディープラーニングの売上はNVIDIAのデータセンター売上の半分以上を占めており、データセンタービジネス全体の伸びにも大きく貢献している。業界のリーダーとして今後も拡大に貢献し続ける見込み。

*自動車

119百万ドルの売上で昨年対比68%増。インフォテイメント(情報+娯楽)やデジタルコクピットの流れに乗って増加傾向。DRIVE PX2 自動車スーパーコンピューターは80カ国に流通し、自動運転ソリューションもDRIVEプラットフォームに基づき発売予定。自動車セグメントは、NVIDIAのTEGRA半導体の売上のほとんどを占める。

参考記事:

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