天才数学者ラマヌジャンの業績まとめ
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シュリニヴァーサ・アイヤンガー・ラマヌジャン(Srinivasa Aiyangar Ramanujan、1887年12月22日 — 1920年4月26日)はインドの数学者。極めて直感的、天才的な閃きにより「インドの魔術師」の異名を取った。
概要
1916年に提出されたラマヌジャン予想に注目します。
そこでは、ラマヌジャンによる新しいゼータ関数の発見と研究という画期的な出来事がありました。
それを使って、80年後の1995年にフェルマー予想の解決が達成させる事になります。
フェルマー予想は1637年頃に出されていましたので、
解決に至るには、
人類の360年という長い期間にわたる苦闘が必要でした。
その原動力がラマヌジャンだったのです。
ラマヌジャン予想は、
ドリーニュにより1974年に証明されました。
ドリーニュは、それを含む業績によりフィールズ賞を受賞しました。
ラマヌジャン予想の解決に至った60年近くの道程は、
20世紀の数学革命として名高いグロタンディークによる代数幾何学の確信と軌を一にしていました。
さらにさかのぼりますと、ラマヌジャン予想は、
1859年にリーマンが提起したリーマン予想の変形版と見ることができます。
リーマン予想は数学最大の難問と言われ、
150年以上経った21世紀の現在も未解決となっています。
ラマヌジャン予想は、
たしかに難しい問題なのですが、
リーマン予想ほどには難しくなく、
人類にはちょうど良い難しさだったのでしょう。
(黒川信重:ラマヌジャン探索 より引用)
主な業績
関連
フェルマー予想の証明にもラマヌジャンが寄与