2年連続「錯視・錯聴コンテスト」で受賞しました!
2019年12月1日(日)、日本基礎心理学会 第38回大会の「第11回 錯視・錯聴コンテスト」で表彰していただきました。1年前の第10回に続いて2回目となります! 今回の応募作品は以下のビデオのような内容です。
アニメーションフローティングペンで使っているシマシマアニメを発展させて、スリットの入ったスクリーンと錯視の元となる画像の間に数センチメートルの間隙を設けたものです。これによって、鑑賞者がそれをいろいろな距離や角度から眺めることでアニメーションを見ることができます。
特徴は、鑑賞者と作品との距離によってアニメーションの中のキャラクターの移動する向きや大きさが変化することです。
これの数メートル以上のものを作ればデジタルサイネージみたいな感じになります。たとえば、自分が右に動くと錯視アニメも右に動く、左に動けば錯視アニメも左に動く(あるいはその逆に動く)なんて演出ができます。
受賞の経緯や作品の説明はASCII.JPの「遠藤諭のプログラミング+日記 第73回 世界は「錯視」で回っている! 錯視・錯聴コンテストのお話」に書きましたので、そちらをご覧いただけるとうれしいです。
ところで、大き目のシマシマアニメーションに関しては、9月に富山県高岡市にある熱中寺子屋で「シマシマアニメを作ってみよう」というワークショップをやらせてもらいました。これは、アニメーションフローティングペンに比べればだいぶ大きいクリアファイルを使ったシマシマアニメーションのワークショップ。これが、なかなか楽しかった!
その経緯や内容についても、ASCII.JPで「遠藤諭のプログラミング+日記 第69回 はじめてワークショップの講師をやって、思いのほかうまくいった話」で書かせてもらったので、ご興味のある方はぜひご覧ください。