はるお(仮)、兄になる。
一人っ子末期
妻が2人目の子を妊娠してから、はるお(仮)は父である私と遊ぶ機会が急増しました。妻の悪阻が重かったこともあり、私がはるお(仮)を週末の度に公園、博物館、水族館、動物園へと連れ出しました(こう言う時、年間パスって便利ですね)。お友達のお家にお邪魔することもしばしば。多くの方にお世話になりました。
私に色々な所へ連れて行ってもらえるのは嬉しい反面、妻と遊べないのははるお(仮)にとってはストレスにもなっていました。日に日に膨らんで行く妻のお腹を見ながら「ベビーちゃん要らない」と大きなお腹を叩き、妻に怒られまたストレスが溜まる悪循環。。。そんなはるお(仮)の反抗期は、赤ちゃんが生まれるまで続きました。
妻、産気付く
予定日を過ぎ、産まれるのは今日か明日かとドキドキワクワクしていたある日の夜10時頃、「陣痛来たかも」と妻。急いで準備しなきゃと2度目でも相変わらず右往左往する私。そんな時、妻から驚きの一言。
「今入院すると一晩分入院費掛かるから、日付変わってから病院行く」
この期に及んでそこまで節約しようとは思いませんが、本人が言うのならと、大人しく待機することに。頼もしい金銭感覚です。
妊婦自ら入院手続きをし、その2時間後に、元気な女の子が生まれました。名前は、はるこ(仮)とします。
はるお(兄)
ベビー要らないとまで言っていたはるお(仮)も、実際に妹・はるこ(仮)と初対面すると、兄としての自覚が芽生えたようです。はるお(兄)は、はるこ(仮)が大好きな様子で、保育園でもよくはるこ(仮)の話をします。保育園の先生から「妹は元気?」と質問すると、「妹じゃないよ、はるこ(仮)だよ!」と訂正します。妻がお迎え時にはるこ(仮)を連れて行った際には、保育園のお友達が赤ちゃん見たさに寄って来てはるこ(仮)をペタペタ触ります。そんなお友達を制しては「はるこ(仮)はまだ赤ちゃんだから触らないで!」と大好きな妹を守ろうとします。
そんな、大好きな妹ですが、家の中では扱いがやや異なります。寝顔を眺めて可愛い〜と言った直後、迷惑顧みず隣で大声で歌ったり(アンパンマンもしくは自作の歌)。ハムの様にプニプニした足を食べようとしたり。。。下の子は強くなるのも分かる気がします(^^;
親も成長する(手が回らないだけ!?)
私も妻も2人目ともなると親として成長して来ます。はるお(仮)の時は泣いたらすぐ駆けつけて泣きやませようと必死でしたが、はるこ(仮)は泣いてもしばらく放ったらかし。泣いてるうちは大丈夫、くらいに余裕を持って臨めます。
むしろ口が達者になり、時に反抗的にもなるはるお(仮)の方が手を焼きます。ごはん食べてる最中に席を立って遊び始めたり、とかとか。
私自身は一人っ子だったので、一人っ子男子としての気持ちは分かってあげられる気がしています。しかし今後の兄としてのはるお(仮)には、私自身経験の無い感情が芽生えることもあると思います。自分で経験が無い分、なるべくたくさんの時間を共に過ごし、これから兄として成長していくはるお(仮)の気持ちを理解できるようになっていきたいと思う今日この頃です。
今回もお読み頂きありがとうございました。次回もお楽しみに!