たけのこ掘っています

Genta Suzuki
Ashoka Japan
Published in
4 min readMay 3, 2018

桜が散って、たけのこが顔を出す季節がやってきました。

たけのこ

4月は2回、たけのこを掘りに行きました。

一つ目は、新入生の体験を兼ねたたけのこ掘り&たけのこご飯の調理イベントです。

僕が通っている津和野高校は全校生徒が200人に満たない小さな高校ですが、今回は高校生16人が参加してくれました。

津和野高校は県外から入学する生徒が多く、初めてたけのこ掘りを体験する参加者もいました。

みんな真剣
採れると楽しい

たけのこの収穫後は、竹を割って作った器にたけのこご飯の載せてみんなで昼ごはん!

映える竹

とってもおいしかったです。

二つ目は、以前からお世話になっていた津和野町農林課の方とのご縁で開催できた、「にちはら自然の会」主催のたけのこ掘りイベント。

こちらは高校生9名に地域の方が約20名参加しました。

たけのこもひともたくさん!

一回目のたけのこ掘りに比べ竹林の面積が広く、2週間後の開催でたけのこがどんどん顔を出していたので至る所にたけのこが!

一面に広がるたけのこの皮

たけのこを掘る瞬間が何とも快感なんです。

たけのこを掘らずにいると数年で一気に竹林が荒廃してしまうので、食べきれない分はすべて折っていきます。

あまったたけのこ

他にも、植物に詳しい方に教えていただきながら山菜も採りました。

そして、天ぷらに!

たけのこの天ぷら

これがまたおいしいんです。

食べるのに夢中
自然の中

「6月にはマダケという今回とはまた別の種類のたけのこが旬を迎えるから、またやりたいね!」とか、「竹でかごを作るなら秋だなー」とか、高校生と地域の方で会話が生まれていたのがとても嬉しかったです。

竹の話以外にも、まちの民族史に興味がある高校生が地元の方にお話を聞く場面があったりと個々人が自由に会話している様子がうかがえました。

今回のように高校生が地域の人と関わる中で自然に小さなプロジェクトが生まれてくる場って、とても大切だなーと思います。

僕は高校3年生で次第に受験勉強に取り組まなければならなくなるので、後輩の1,2年生がこのような場から新しい動きを作ってくれることを期待しています。

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