はじめまして

Genta Suzuki
Ashoka Japan
Published in
3 min readMar 9, 2018

先月開催されたパネル審査会にてユースベンチャラーに認定いただきました、津和野高校2年の鈴木元太です。

津和野駅付近より

僕が住んでいる島根県津和野町は、島根県西部の山間に位置する、人口約7600人の小さなまちです。

左の写真を見ると、津和野駅の看板の裏には、立派に成長するマダケが周囲を覆っている姿がうかがえます。

僕は、このまちで竹に関する活動「竹で築こう」を行っています。

この活動では、高校生をはじめとした子どもが竹に関わる機会を作り、結果的に竹林を継続的に整備することを目指しています。

具体的には、周りの高校生の友達と一緒に竹で門やテントを作ったり、小学生と一緒に竹で飯ごうを作って炊飯をしたりと、イベントの開催を行ってきました。

最近は地域の方から竹林を借りて間伐を行うなど、実践的な竹林の整備にも取り組んでいます。

今回の審査会では、プレゼンの中で竹に出会うまでのストーリーを話してはいたものの、究極的な活動の動機や目的が何かと聞かれたら、それは知的好奇心だと答えていたのではないかと思います(し、実際そのような内容の回答をしました)。

これは他の発表者と明らかに異なっていて、審査が通ってからも随分悩みました。どちらが良いというわけではないですが、何か欠けているものがあるように思えたからです。

それは、うすうす気づいていたことでしたが、自分の感情です。僕の発表には感情が見えなかったんだろうと思います。

人の共感を得たり、興味を惹いたりするには感情が大事です。自身も、原体験を見つけることで安心します。でも、それは無意識のうちに嘘をついている気もしています。納得することで、思考が停止するような気もします。だから、僕は人の感情を動かすのにどこか抵抗を感じています。(誰かアドバイスくださいm(__)m)

僕は、アショカのプログラムを通して、これに対する自分なりの考えを持てるようになりたいです。人間的に成長できる気がして、楽しみです。

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