みんなで絵を描く。

Ayaka Ueda
Ashoka Japan
Published in
4 min readFeb 21, 2018

「これを創るのが私の夢でした」

2018年が終わる頃にそう誇らしく言っていたい。
でも具体的な目標や挑戦は見えてない。
1ヶ月前の私はそう言っていました。

2018年が始まり約2ヶ月。やっと今年の目標が定まって来たようなので、言語化して宣言したいと思います。

今年の私のテーマは「values」

自分自身のここにいる価値、たかぷろの社会的な価値、金銭的利益としての価値、、、
今まで創って来た価値を繋ぎ合わせ、次に創り出したい価値を明確にしていく年にしたいです。

目指す方向性としては、陸前高田の教育を担う一翼となること。
そして、目標は最高の共育現場「陸前高田」を地域全体で創ること。

陸前高田で一人の子どもを支えるために、「家族、地域、学校、行政、外部」という主に5つの組織が動いています。それがバラバラの方向性でその一人の子どもに向き合っても、子どもは誰を信じたらいいのか誰に頼ったらいいのかわからなくなって困ってしまう。

だから、その5つの組織が「子ども達のためにこういう教育現場創れたらいいよね」と大きな方向性を合わせることって素敵だと思うんです。

こういう教育をするのが正解、こういう子どもを育てるのが正解。そんな絶対的な答えなんて今の世の中には存在しない。誰か一人が今までの経験をもとに教育とはこうだと主張するのはすごい恐怖感です。(でも正直、特に田舎は教育への固定概念が強くてびっくりすることが多いです。)

だから、みんなわからないなりに、対話を重ねて、今この瞬間の答えをみんなで出し続けていくことが正解になるのではないか。

その答えには、もちろん子どもの意思も入った上でです。

だから、私は、5つの大人の組織をつなぎ合わせ、子ども達にとって陸前高田が最高の共育現場になるように動いていきたいと考えています

実は、私はこの半年くらいは、自分にしかできない教育ってなんだろう、自分だからこそ出せる価値ってなんだろう。と自分ベクトルで思考していました。

でも、全然わからなくて、自分の意思に自信は持てなくて、自分自身への自信もなくなっていった。

そこで、教育の事例や国の制度などを本やネット、現場訪問で勉強し、教育に携わる様々な先輩方と話をして、一緒に創ってくれているメンバーとも話をして、インプットとアウトプットを繰り返すスピードを速めました。

そして、やっと気づけました。

一人で描いた絵よりみんなで描いた絵の方がわくわくする。
何よりも、楽しい。

気づいたら、いや、当たり前やん。って感じだけど。
この感覚を陸前高田でもできたらいいのだろうな。
直感で今はそう思っています。

今、陸前高田の教育委員会の方々や学校の先生方、地域の人、中高生、大学生と「最高の共育現場ってなんだろう」という対話をほんの少しずつ始められてきました。

高田東中学校からは長期休みの学習サポートをお願いされたり、広田小学校からは活動に興味を持ってくれた同い年の先生が現れたり、教育委員会の方々とは4月に教育飲み会をすることが決まったり、、、今までになかった動きが少しずつ生まれています。楽しいです。

また、この春には、たかぷろで
地域全体の通信簿」を創ろうとガツガツ動いています。とっておきの秘密兵器です。

これは次回のブログでお伝えする予定ですが、相当いいものです。おもしろい。

ひとまずこんなところで。

気持ち良い春風を身体いっぱいで感じられるよう、まずこの冬後1ヶ月を熱い気持ちで乗り切ります^^

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Ayaka Ueda
Ashoka Japan

「高田と僕らの未来開拓プロジェクト」@陸前高田 / Ashoka Japan leverage/ 東京生まれ東京育ち / 大学卒業後、陸前高田市広田町へIターン移住 / 社会人2年目 / 地域活性化×キャリア教育で日本の田舎の教育を変える共育者。