アメリカで気づいた全ての根っこ。
「愛がすべてなんだ。」
TOMODACHIプログラムでの10日間のこと。
一言で言うと、ただただ最高でした。
思い出すだけで涙が出てくるほど。
このプログラムは、2011年3月11に発生した東日本大震災の被災地域である岩手・宮城・福島の高校生約100名を、米国カリフォルニア大学バークレー校で行われる3週間の集中コースに無償で招待し、グローバルリーダーシップ・スキルと地域貢献を学んでもらう機会です。高校生たちは、問題解決型のワークショップ「Y-PLAN(Youth — Plan, Learn, Act, Now!)」に参加して、地域社会を改善する方法を探求します。そして、最後に高校生たちは東北へのアクションプランを練り上げプレゼンをする。
(公式HPはこちら→http://www.laurasian.org/tomosoft/index.html)
私はそのアクションプラン練り練りをサポートするアダルトアライズ(AA)として3週目から行って来ました!
大きく2つのたかぷろに直結する学びと1つの人生における気づきを得ました。
3回に分けてブログ更新していきます。
まず、1つ目の学びについて。
「愛」
とにかく愛に溢れている10日間でした。
(書き始めにして文字で伝わるかがとっても不安です笑)
空港に着くと、プログラムコーディネーターのMegumiとソフトバンクの相内さんが私たちを歓迎してくれました。
Megumi手作りのチョコのネックレスもプレゼントしてくれて、「エネルギーよ!元気なくなったら食べて!」と。
それから、カリフォルニア大学バークレー校に着いた翌日に4つのカラーチームへAAがジョイン。朝から生徒100人のブリッジを通り抜け教室へ。そして、スタッフからの熱烈なハグ。ものすごいwelcomeムードに感動と、戸惑い。笑
私はpurpleチームにNPO法人底上げのナルさんとともにジョインしました。
インストラクターはレベッカ。時々混ざる英語と日本語を一生懸命使いながら生徒にあったかな心を届ける姿が印象的で。その姿を見てると、「大切なことは適切な枠組みを使って上手い言葉でどう伝えるかではなく、心でどれだけその人のことを想うかなんだなあ。」と学ばせてもらいました。
プログラムが始まって4日目までは、それまでインストラクターが引っ張って来たチームに、みんなが作って来た2週間に、どこまで自分が入り込んだらいいのかわからず、Y-PLANに飲み込まれて行く感覚。
あっという間に土日の休みに入ってしまいました。(生徒はホームステイ)
週が明けたプログラム7日目。
生徒100人が今の自分のプランを30秒ピッチ。
全員のやりたいことを聞けたのは良かったけど、なんか想定していたものと違った。
想いが見えない子が多かった。
あれ、これって何かを変えないとやばいんじゃないか?本当に生徒たちプランをアクションに移すほどの熱い想いを載せられるのか?
ヤバさを感じ、その夜、AA6人と相内さんりのさんとmtgをした。
これからどうしようか。。。
そんな時、相内さんが言った言葉があった。
「今この場にはI love youとthank youが足りないんじゃないか。」
私の心をぶるっと震わせた。
それからは具体的にコンテンツをどうするのかとか何かに対して決定をしていくとかではなく、
生徒へありったけの愛を届けたいね
という話から大人のパーソナルストーリーをシェアしていった。
確かにプログラムとしては、生徒100人が東北に戻ってからいかにインパクトのあるアクションを実際に起こしていけるかが指標にはなる。
けど、そんなのは究極どうでもいい。
生徒が自分の人生を主体的に生きるきっかけになればいい。
生徒の人生を本気で考えている大人だからこその本当の気持ち。
スーッと涙が流れた。
アメリカに着いてから、たくさんのハグとgoodとthankyouをもらってきたけど、それらが全て繋がって、私の心にストンと落とし込まれた瞬間だった。
ああこのプログラムは愛でできてる。
一人一人がプログラムに対して、関わる人に対して、自分自身に対して、愛を抱いてここに生きてる。
「ここは今きっと世界で一番美しい空間だね。」
普段じゃ言えない少しくさい言葉も自然とこぼれた。
誰かを想う。
それは自分自身を愛することでもあったりする。
なぜって、大切な誰かのためだったら、自分の抱えてきた辛い過去も乗り越えようとするパワーが湧いてくるから。
それくらい、人は誰しも無限大の可能性を秘めている。
生きる上でとっても大事なものに気づきました。
なんか上手く進まないなあ、、、
そう感じたら、今周りにいてくれている人へ愛を伝えてみることから始めてみるといいかも。
ちょっと恥ずかしいけど、勇気を出して。
そしたら、きっと1秒先がぽわぁっと明るくなる。