パロル開催記:日本の文化、美濃和紙を頂きに美濃へ。

ダルモ マイケル
Ashoka Japan
Published in
3 min readDec 6, 2019

どうも皆さんこんにちは!
マイケルです!
今回はパロルの素材となる美濃和紙を取りに以前お世話になった、認定美濃和紙職人、藤田工房へお邪魔しました。

今回の舞台は美濃和紙の里、美濃市です。

そもそも美濃和紙とは?

美濃和紙とは、岐阜県美濃地方で作られている和紙で奈良時代からの歴史を持っている無形文化であります。偏在は伝統的工芸品や重要無形文化財、そしてユネスコの無形文化遺産の登録を受けている結構すごいものです!そして、今はなんと!オリンピックの賞状が美濃和紙が使われるそうです!

藤田工房との出会い

高校いただいた時の様子

藤田工房との出会いは3年前の高校3年生、活動初期の頃でした、活動グループの後輩の親戚というご縁で繋がり、活動初期で財政難であった私たちを思いやって学生の活動だからと、格安で譲ってくださいました。そしてその時には「もう歳だから、、、体がついていかない。。。」とおっしゃって、職人を引退されました。

しかし!

今年は引き受けてくれました。それはなぜかというと、オリンピックの賞状用の美濃和紙を作らなきゃいけなかったからなのです。でも、これは正真正銘の最後のお仕事。この件を持って、4代続いた藤田工房の歴史は終幕を迎えます。

実際に目の前で伝統文化の一つが終わろうとするところを感じて、なんともできないことに無力感を感じておりました。本当になんとも言えない気分です。しかし、私たちはその思いを発信することはできる。パロルというアイテムを通じて。

その思いでより一層気が引き締まりました。

藤田工房のみなさま、最後の作品。確かに頂きました。

いいパロルをみんなで作っていきます。

本当にありがとうございました。

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