地方の可能性と今の僕

Hiroshi Murakami
Ashoka Japan
Published in
3 min readFeb 5, 2018

1月ももう終わってしまいました。1/16~21に京都→東京→美濃→飛騨高山の旅をしていました。それ以外にもいろんな人と出会い、いろんな人と話しました。

そこで得た気づきと今後の僕のプロジェクトをお伝えできればなと思います。

飛騨高山ではプレゼンをさせていただきました。昨年3月に東京で開催されたイベントで知り合った高山の高校生が運営に参加していて、そのつながりで呼んでいただきました。全国の活動している高校生を呼び、プレゼンしてもらって、高山の高校生に「こんな高校生もいるんだ」と感じてもらい視野を広げてほしいと言った趣旨のイベントでした。

そんな趣旨のイベントの中で僕が話した内容は「夢なんて別になくてもいい、それよりは自分の心と繋がることが大切。そんなふうに毎日を生きていると必ず心のコップから何かが溢れ出てくる。それが本当に夢と呼べるものなんじゃないかな」といったようなことを話しました。(その後にそれも一つの世界の捉え方だって話も。どちらかというとこっちの方が重要だったり笑)

自分の心と繋がってない状態で夢なんて見つからない。見つからなくて悩んでるのに「夢っていいよね!」とか「夢見つけろー!」とか言われるのは辛い気がする。夢を持ってる方がいいという社会の価値判断軸を内面化して、他人と比較して、夢が見つからないことに劣等感を持ち、自分の心に蓋をしたまま夢を探す。そうして見つけた夢は、多分自分の中から出るものじゃなくて、他人に社会に、もしくはそれに乗っ取られた自分に期待されている自分の将来。

そんな傾向をこのイベントが助長する気がして、ちょっと反抗的?なプレゼンをしてみました。

結構ターゲットを絞ってやったプレゼンのつもりだったんですが、運営の人によると、結構共感してくれた高校生がいたらしくて。それを聞いた時素直に嬉しかったです。

ここでの気づきは、地方の良さ。以前から感じていたものには、大人と高校生の距離が近く、高校生の活動を応援してくれる人が多いというものがあります。今回新たに、高校生の可能性の高さを感じました。競争が激しくなくのびのびと暮らしていること。資本主義に暇を奪われないこと。つまり娯楽が少ないことと比較的自分のニーズを他のものに作られない。この2つのことから、環境やきっかけさえあれば、自分自身から楽しみを創造する人が増えるような。。ほら、団結力は強いですし。そんなことを思って、僕のやりたいことは地方の方ができやすいんじゃないかなと思いました。

さて、今後の僕のプロジェクトですが、まず3月に関西のどこかでイベントをやろうと思ってます!それに向けて企画中です!あとは、高校生と雑談してたりします。その中で、何か気づきが生まれたらいいなと。自分の心に繋がれたらいいなと。まだ形はぼやけてますが、一歩一歩進んでいけたらなと思っています。

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