大学卒業するにあたっての今までと今とこれからの話。

Ayaka Ueda
Ashoka Japan
Published in
6 min readJun 17, 2017

みなさんこんばんは!

東北ユースベンチャラー13期の上田彩果です^^

「高田と僕らの未来開拓プロジェクト」というものをやってます!

(公式HP→http://takapro.org

岩手県陸前高田市に住む子ども達が

“可能性にチャレンジし生きたい生き方に向けて走り続ける”

ことを目的とし、陸前高田の高校生と外部の大学生が

陸前高田にてプロジェクトを企画実行しています。

月一で会議やワークショップをすることを通して、

様々な価値観や考え方に触れ、

高校生も大学生も、自分のアイデンティティを育んでいきます。

堅くいうとこんな感じですが、

とにかく「楽しく!happyに!」を大切に、

約3年、わいわい活動してきました!!

さてさて、2014年10月4日に

東北ユースベンチャラーに認定してもらってから

2年ちょいが経ちました。

この2年ちょいで私の人生は大きく変わったなあって。

変わったというか、深く濃く近く広く熱くなりました。

ああ、今、わたし生きてるなあって。

毎日毎日、感じていました。

そんな私も、ついに大学を卒業します。

今までのこと、今のこと、これからのこと。

卒業記念ということで、ここに今の私の言葉を残させてもらいます。

2014年10月4日、パネル審査会が初めてのアショカイベントでした。

正直よくわからず、神戸に向かった。

そういえば、初めての神戸上陸でした。

この時の私はただ、

「陸前高田が好きだ!」

「陸前高田で自分の人生に明るく光が差したからその人たちのために何かしたい!」

「陸前高田で中高生と一緒に地域と人の未来を切り拓きたい!」

「きっとこれが私が本当にやりたい教育だ!」

うおおおおおおおおーーーーー!!!!!!!!!

21歳になりたての私。

話すだけで涙が溢れちゃうくらいの熱い想いだけがある。

「この想いだけしっかり目の前の人に届けよう」

それだけを決めて臨んだあの時のパネル審査会の空気感今でも覚えてます。

伝えきって、審査を待ち、承認してもらった時は

「伝わった~よかった」ホッとしました。

それからは、

1年間休学して、陸前高田市広田町に住んだり、

クラウドファンディングに挑戦したり、

いろんなイベントに参加したり、

アショカのwe are the changeでプレゼンしたり、

後輩にプロジェクトリーダーを引き継いだり、

就活してみて、鬱っぽくなったり、

いろんなことをしてきたけど、

必ず週一回、たかぷろの会議をしました。

必ず月一回、陸前高田に行きました。

毎日毎日、たかぷろのこと考えてました。

こんな日々を繰り返してたら3年経ちそうです。

こうして私の人生に欠かせないものとなったんですね。笑

私は今年4月から社会人となります。

どうするかというと、

陸前高田に移住し、

中高生向けの塾のような新規事業を立ち上げ、

たかぷろとも絡めながら、

日々、

人はどうすれば幸せに生きれるのだろう…

本当に必要な教育ってなんだろう…

と考え、言葉にし、行動して、

現地で暮らしていきます。

私が卒業後の進路をこう決めたのには

いろんな経緯があるんですが、

アショカは大きかった。

私は一度東京の企業に就職しようと内定ももらいました。

でも、モヤモヤしてて、悩んでた。

その時、アショカジャパンの母、奈々さんに言われたんです。

「あやかの夢は何?」

「あやかがやっていることは社会を変えるわよ」

ハッとしました。

夢って追い続けていいんだ。

というか、自分はその夢を描いてアクションし続ける人を育てたい。

まず、自分が育てたい人材像の人にならないと、

口だけファックマンになってしまう。

陸前高田で理想の教育を目指し続けよう!!

生まれた場所によって可能性が狭まってしまっている今の田舎を変えたい!!

アショカは、

自分のアクションで何かを変えられること。

それが社会を変える一歩になること。

それを信じ、行動し続ける人の集まりです。

色々と社会の違和感に苦しみながらも

必ず勇気と希望がもらえる場所。

それがアショカだなって私は思います。

出会えてよかったって素直に思います。

長くなっちゃいました。

すみません。

これが13期東北ユースベンチャラー上田彩果の今です。

このブログ更新日は2017年2月11日。

東日本大震災から5年11ヶ月の月命日です。

春菜がこの日に担当を振ってくれました。

春菜は何か意図したわけではないかもしれない。

でも、私の人生はあの日から大きく変わった。

あの日がなければ、

陸前高田に行ってないし、

たかぷろを立ち上げていないし、

アショカにも出会っていないし、

今周りにいてくれている人たちにも出会ってない。

思うのは、

今を変えるきっかけを誰もが今、目の前に迎えている。

それを拾って自分の今を変えるかは自分次第。

私は、

人が拾ったその原石のようなものを

じわーっとあったかくきらきらと輝かせられるように

人に向き合い続けたいなって思います。

ということで。

これからもユースベンチャラーであり続けます。

熱くがむしゃらに進み続けます!

陸前高田に来る人は案内するのでぜひご連絡を!!

お待ちしてます!

みんなありがとう!!!!!

これからも宜しくお願いします^0^

(この記事は2017年2月11日発行のものを再掲いたしました)

--

--

Ayaka Ueda
Ashoka Japan

「高田と僕らの未来開拓プロジェクト」@陸前高田 / Ashoka Japan leverage/ 東京生まれ東京育ち / 大学卒業後、陸前高田市広田町へIターン移住 / 社会人2年目 / 地域活性化×キャリア教育で日本の田舎の教育を変える共育者。