学生の自分から新たな自分へ…羽化したい。

Ayaka Ueda
Ashoka Japan
Published in
4 min readAug 1, 2017

みなさんこんにちは。
このブログはアメリカはサンフランシスコにいく飛行機の中で書いてます。

目的は、ソフトバンクのTOMODACHIプログラムにて東北の高校生100人のプロジェクト立ち上げサポートをするため。
Y-PLANという地域貢献とリーダーシップを学べるプログラムを高校生は勉強し、最後には地元でやるプロジェクトの立ち上げまでする3週間。
一緒に行くのは、いつもお世話になってる東北の高校生サポートしているNPOの先輩方5名。
たっくさんの学びと気づきを得ること間違いなしで、こんな貴重な機会をいただけで感謝です。

アメリカでのことは次回のブログに書くとして、、、

今回は、陸前高田でのこと。

7月17日、陸前高田市に2つあるうちの1校、高田東中学校の校長室にて今年から赴任されて来た校長先生と打ち合わせ。

高田東中学校は震災後、小友中学校・広田中学校・米崎中学校の3つが統合されてできた中学校です。で、今年新校舎が完成したばかりの出来たてホヤホヤ。
たかぷろに来てくれている中学生が通っていることもあり、今までも広報や企画の相談でお世話になってました。

今回の打ち合わせは、たかぷろのキャリア系イベントを中学校でやらせてもらうための相談。

今までもたかぷろでは何回も学校外でやっていてノウハウもある。事前に他の先生にも企画の相談をしており、とんとん進んでいく。

…と思ってた。

だが、新しい校長先生との打ち合わせ2日後の職員会議の結果、

「今回は難しい」とのこと。

大きな理由は、今までの活動の実績が見えず、どんな大学生が来るかもわからなく、信頼性がないから。

先生からメールを受け取った時、仙台のカフェで一人で泣いた。涙がとまらなかった。実績不足。信頼不足。力不足。ただただ悔しかった。

今まで3年間たかぷろでやってきたことは確かにあるはず。

でも、その価値はわかりにくいし、初めて見た人には全く伝わらないものになってる。

そもそもまだまだ価値を出せてない。

だから、地元の中学校でやらせてもらえない。

今までの自分ではだめだ。

大学生の時に立ち上げたものを社会人になった今もやっている。

ぶっちゃけ学生の時とそんなに変わらなかった3ヶ月間。モヤっとした霧が立ち込める日々をただこなしていたような感じの時もあった。。

変えようと新しい事業立ち上げようとしたけど自分のキャパオーバーで自身が潰れてしまい、今はやめた。それはよかっただろう。

でも、そもそも自分が何も変わってないからアップデートされた新しい価値を生み出せない。

何もできない。

それにやっと気づいた。

今までやってきたものを今やってるものを、新しい視点で見つめ直し価値を見定めたい。
そして、その価値を新たな視点(第3の目)で捉え組み立ててわかるようにしたい。

きっとそれが新しい価値を生み出すということ。

それはLEGOブロックを組み立てるようなもので、
今まで生み出したパーツの中から「これだ!」を見つけて組み立てる中で自分の創りたい形をつくってく。
組み立ててみたらイメージと違ってぶっ壊すこともあるだろう。
でも頭ひねらせながら直感も信じながら少しずつ組み立てていくことからしか始まらない。

(つまり、新しいものを生み出すのはLEGOブロックのパーツを作り出す作業で今の自分には合わない)

アメリカでは、「これだ!」と言えるキラリと光るものを確実に拾って言語化できるようにしたい。

第3の目を手に入れて自分をアップデートしたい。

自分の思考を言葉にすることを恐れない。

先輩方から、生徒たちから、たくさん学ぶぞ。

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Ayaka Ueda
Ashoka Japan

「高田と僕らの未来開拓プロジェクト」@陸前高田 / Ashoka Japan leverage/ 東京生まれ東京育ち / 大学卒業後、陸前高田市広田町へIターン移住 / 社会人2年目 / 地域活性化×キャリア教育で日本の田舎の教育を変える共育者。