誰が決めた?

moe
Ashoka Japan
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3 min readApr 23, 2020
自分の部屋から見る外もなんかいいなと思った日!

気象庁気象台、晴れや曇りの最終判断は職員さんの目視だそうです。
「人間の判断で大丈夫なの…?」という問いに
職員さん「晴れや曇りを決めたのは人間ですよ?」と。たしかに。

2020年始まって1ヶ月もしないうちに
新型コロナウイルスの感染が広がり3ヶ月。

大学4回生って一般的には就活、実習、卒論…現状はなにも進んでいないというか、進めたくても進められない状態が続いています。

「今年なかったことにしてまた来年4回生したい」
こんなような言葉も聞きました。
中にはこれを機に秋入学に変えようとの声も。

それでも、今年・今にこだわる人もいる。

今年しかできないことってなんでしょうか?
本当に「今しか」できないことってなんでしょうか?

たしかに21歳の「今」は今しかない。

でも、死んでしまったら終わりじゃないですか。

そんなこと言ったって、来年死んでるかもしれないんやぞ。
という意見にもなるほど…とならなくもないですが。

家の前の土手。だれが育てるわけでもないけど見ていて楽しい。

制度はもともと人間が決めたもの。

人間を人間たらしめるために、人間を守るために決められたもののはず。なら、今の社会に合わせて変えることはできないのかな

制度によって自分が脅かされるとき、声を上げてもいいんやないんかな

「いつでもできる」「時間はある」という考えは好きではありません。
もちろん優先順位だって、正義だって人それぞれです。
生きてるだけでお金はかかります。
でも、今共通してるのはとにかく「生きる」ことじゃないんかなあ

「こんなことになるのが数年前、せめて数ヶ月前にわかっていたらもっとちがう人生設計をしてたのに。」

こんな言葉も目にしました。

なんか…ものすごい表現やな。
防災や減災にすこしでも携わっている立場として、
この言葉、なんとなく耳が痛い。

人間は2020年がこんな年になるなんて思っていなかっただろうけど、
コロナウイルスもこんな風に言われるなんて思ってもみんかったやろな
とも思ってしまいました。

コロナウイルスは自然災害ではありませんが、
災害時に置き換えて、同じようなことが言えるのではないかなと。

コロナウイルスが“終息”した後、次の災害が起きた時、
「わかってたら」「起きると思ってなかった」なんて言葉を
減らしたくて活動していた。

でも本当にそこに向かってアプローチできているかな。
今のままだったらまだ山ほど同じ声が上がってしまう。
まだまだ試行錯誤したい・・・!

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moe
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兵庫県立舞子高校環境防災科13期生 減災活動団体akari/語り合いatrium Ashoka Youth Venture36th