株式会社ブイクックを設立しました

工藤 柊
Ashoka Japan
Published in
4 min readApr 5, 2020

こんにちは。ASHOKA YVerの工藤(@itllbedark)です。

タイトル通り、株式会社ブイクックを設立しました。

これまでNPO法人日本ヴィーガンコミュニティの代表として活動してきたことに加え、この度ヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイクック」を引き継ぐ形で株式会社ブイクックで事業活動を始めます。

この記事では、株式会社化した経緯(Why?)やこれから何をしていくのか(Whato?)、そして僕がいることで世界はどう変わるか(How is the world different because you are here?)についてを書いていきます。

Why?

株式会社ブイクックはMissionに「Hello Vegan!な社会を、食卓から。」を掲げて活動しています。

また、Visionを「世界平和」に設定し、自然環境と経済発展の両立や誰もが笑って暮らせる平和な世界に貢献します。

そして、これまでのNPO法人の活動に加え、なぜ株式会社を設立したかについても書いておく必要があります。

理由は以下の2点です。

①意思決定の速さと質の担保:
NPO法人では重要な意思決定は10名以上の正会員が行わなければならず、決定が遅くなってしまう他、正会員が事業について理解がなければ組織にとって正しい選択ができなくなってしまうためです。

②資金調達の難易度:
これは様々な意見がありますが、将来的に出資を受けることを考えた場合、NPO法人では借入や寄付に資金調達を依存してしまうためです。

What?

ヴィーガン料理に特化したレシピ投稿サイト「ブイクック」を運営し、ヴィーガン料理を通したユーザーコミュニティを形成しています!

投稿レシピ数900件、Instagramフォロワー数17,500人など、ユーザーさんが増えています。感謝です。

そのほかにも、ユーザーコミュニティを活かして、食品メーカーへ意見を届けたり、レストランへヴィーガンオプションを導入したりなど、ヴィーガンという選択がしやすい社会をつくるため、僕たちができることをしていきます!

How is the world different because you are here?

僕がいたら、世界がどう変わるのか。

ashoka創業者の“How is the world different because you are here?”という言葉をもう一度自分に投げかけてみました。

少し考えてみましたが、きっと大きく世界は変わらないんだろうと思います。僕はまだまだ出来ることも少ないし、持っている力も大きいわけではありません。

だからきっと、僕がこの世界に与えられる影響はごく僅かなものだと思います。琵琶湖に小石を投げ込むようなものです。(琵琶湖に意味はありません)

それでも、せめて小石が生んだ波紋くらいの世界は変えられると信じています。まずは目の前の人を、一緒に社会を前に進めていく仲間が幸せに生きられるように、全身全霊で取り組みます。

そうしたら、波紋が広がっていくように、一人ひとりの影響を与えられる範囲の世界がより良くなり、琵琶湖全体に大きな変化を与えられるはずです。(琵琶湖に意味はありません)

そんな話を、ロイ・マスタングという人の言葉にもあります。

私は非力な人間だ。それ故に、全てを守るには君達の協力が必要だ。
私が君達の命を守る。君達はその手で守れる数だけ、わずかでいい、下の者を守れ。
その下の者は更に下の者を守るだろう。

そんな風に生きたいなと思います。

株式会社ブイクック

ヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイクック」

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工藤 柊
Ashoka Japan

ASHOKA YVの工藤柊です。神戸大学を休学して、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティの代表をしています。Twitter:@itllbedark