第二回愛を伝えるコンサート開催のお知らせ

【第二回 愛を伝えるコンサート 開催のお知らせ】

・11月23日(月) 19:00~20:30(開場 18:30)

・旧香港上海銀行長崎支店記念館 多目的ホール 長崎県長崎市松が枝町4-27

・チケット 一般1000円 学生500円

・出演 語り 狐鼻若菜 ピアノ 今村憲梧

・FACEBOOK https://www.facebook.com/events/1674882539430240/

こんにちは!狐鼻若菜です。

自己紹介も兼ね、「第二回愛を伝えるコンサート」、通称「あいつた」について紹介させてください。

私は現在九州に住んでいるのですが、元々は釜石市出身です。釜石市は岩手県の沿岸部にあるので、東日本大震災では多大な被害を受けました。震災があった日は、通っていた釜石東中学校の卒業式の二日前でした。今まで暮らしていた町が海に沈むのを見ながら、生き延びようと、高いほうへ逃げました。今でも、時々夢に出てきます。

数日後に家族全員の安否がわかり、再会すると、母の実家である福岡県に引っ越そうという話になりました。当時は交通もマヒしていたし、電話やメールも使えなかったので、友達にお別れを言う間もなく、高校の入学式に間に合うように、福岡に引っ越しました。それまで聞いたこともない高校で、なじみのない方言、高校の風習、など、戸惑うことがたくさんあり、周りに合わせ早くなじもうと懸命でした。しばらくして、一人になる時間ができたときにふと、「なんで私だけここにいるんだろう」「みんなはまだお風呂も入れていないのに、快適な暮らしをしてていいのかな」「あの震災は夢じゃなかったんだ」「あの町並みはもうないんだ」と、数か月間の出来事が現実味を帯びて思えました。

しかし、福岡に来て、周りと震災への温度差を痛いほど感じていたので、この苦しみを福岡の友達に共有する勇気がありませんでした。また、釜石に残っている友達は私よりも厳しい生活をしているので、弱音を吐くことはできませんでした。これらの理由により、私は高校三年間、震災を振り返ることも、中学までの生活を思い出すこともせず、ずっと目を背けてきました。

ところが、高校を卒業し、長崎大学に通っている現在は、九州内外で被災体験を語り継ぐ活動などをしています。その一つに、「あいつた」があります。

なぜ私は、震災と向き合い、伝えることを決めたのか、震災を通して感じたことなどを、このコンサートでは、お話しします。

九州に防災を広めたい!という私の野望に、ピアニストである友人今村憲梧が共鳴し、ピアノと被災使者の語り部がコラボレーションした長崎大学生二人によるコンサートの開催が決定しました。

音楽と組み合わせることで、より広い世代の方に、被災体験を聞いていただけると考えています。

第二回は、国の重要文化財に指定されている旧香港上海銀行長崎支店記念館で開催します。明治時代の華麗な装飾が施された室内のモダンな雰囲気をお楽しみください。興味のある方は、私までご連絡の上、お越しいただけるとたすかります!

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