3/22きなりの日記inNY

山﨑紀奈里
Ashoka Japan
Published in
4 min readMar 24, 2019

Youth Changemakers Exchangeプログラムにより私は今NYにあります。

その1日目を振り返ってみます!

3/22はニューヨークでの1日目

【今日のプログラム】

・Japan Societyでのプレゼン

Japan Societyで自分の活動を英語でプレゼンした。

みずほ銀行など、ASHOKAやユースベンチャー・プログラムを応援するビジネス界・NPO界の方々がオーディエンスとして来場。

・Eye-to-Eye訪問

Eye-to-Eye共同創設者のMike Schumacherと職員である/Cole Hendricks/Christie Spisak/Sydnei Davisとの時間をすごした。内容は各々の自己紹介と質疑応答。

Eye-to-Eyeのバックやタンブラー等のグッズをもらった。

・City Mart訪問

City Mar創設者であり、アショカ・フェローのSascha Haselmayerとの時間を過ごした。内容は各々の自己紹介と質疑応答。

会談後マンハッタンブリッジが見えるスポットに写真を撮りに行った。

【Japan Societyでのプレゼンテーション】

私は日本でプレゼンする際に、オーディエンスの表情を見てわからなさそうな部分をその場で補う場合が多い。しかし英語が身についていないのでそれをすることはできなかった。

その反面、プレゼンは表情や動き、スライドのデザインなどによって構成されていることを強く実感した。

1日のプログラムを終え、Youth Changemakers Exchangeのメンバーと話をしているときに、「身体拡張」という言葉がでてきた。英語やスライドのデザインなどはまさに身体拡張だと考え始めた。

今は英語私の体とは別のものだという感覚が強いが、いつか自分の体といっしょになる感覚、身体拡張できるようになりたいと強く思った。

【Eye-to-Eye訪問】

ADHDや学習障害を持つ学生に、学習環境でうまく機能させるために必要な自信と理解を深めるプログラムを提供していた。

Eye-to-Eyeでのメンターは自分の経験を共有することで、生徒のロールモデルになっていた。

Eye-to-Eyeに行く前の私はADHDや学習障害を持っている人に対して壊れ物のような感覚を抱いていた。しかし、Eye-to-Eyeに行ってADHDや学習障害を持っている人はスピートがゆっくりだったり、サポートがいるだけで、私とやっていることにかわりはないのだと考えた。

むしろ、スピードがゆっくりだったり、サポートがいることにより私が見落としているものや私にはない視点をたくさんもっているのではないかと気づいた。

【City Mart訪問】

サシャは自分の想像している世界に強い確信があった。それでありながら、他人との折り合いをつけることも大事だと言っていた。

彼は自分の考えたアイディアに同意してくれることが中毒になっていまの活動を続けてこれたと伝えてくれた。

サシャの話を聞いて自分のなかで頭が固くなっている点に気づいた。同時に、自分の考えていたことを否定していた自分がいることにも気づいた。

サシャは活動や自分の仕事においての評価軸が豊富だった。多くの起業家は自分や自分たちの評価軸をお金の定規で図っている場合が多い。

サシャはそれと同じくらい、自分のビジョンに対する到達度が評価軸になっていた。私は、自分の活動やこれからしたい仕事の評価軸をどちらかに選ばなければならないと固執していた。

私は活動のモチベーションが強烈な体験や何かの大きな問題でなければならないと勘違いしていた。

サシャは話のなかで「他の人よりうまくできる」という自信があると言っていた。これはビジョンを描く力が強いのだと思った。

彼の活動は自分がこれをもっとよくできるというビジョンがモチベーションだと感じた。活動のモチベーションは原体験だけではないのだと気づいた。

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