change makerに必要なもの

Ayaka Ueda
Ashoka Japan
Published in
6 min readSep 20, 2018

今年も夏が終わりました。
8月はアクションアクションの積み重ねで怒涛の1ヶ月。
中高大学生と一緒にずっと陸前高田にいました。

もう何が正解かなんてベストな行動なんてわからないけれど、
みんなで目指した理想の状態に向けて、
対話して行動して毎日を生きました。

.

そして、迎えたAshokaJapanのwe are the change(以下we)

半年に一度のこのイベントは、私にとって季節の変わり目で、

終わりとともに始まりを感じさせてくれる大切なものになってます。

.

今回の「we」では、
自らの活動に関するセッションを持つことに加え、
パネル審査会のパネリストとアンバサダーとしての合同セッションを持ちました。

つまり、役割が3つ。
ユースベンチャラー(レバレッジ)、パネリスト、アンバサダー。

これが想像していた以上にきつく、苦しく、学びの深いものとなりました…

weを一緒に創ったYVたち

午前中はパネリストとして、ユースベンチャラー候補の若者のプレゼンを聞き、
その若者をユースベンチャラーに今迎えることができるのかを審査。

私にとってもAshokaJapanとの出会いは人生を変えたものだったので、
中途半端にはできないし今この瞬間のベストな決断をしたいと思っていました。

ユースベンチャラーとして活動してきた仲間としての視点、
アンバサダーとしてAshokaの哲学や思想を学んできた者としての視点、
ウエダアヤカという一個人としての直感。

様々な視点から、プレゼンターの言葉を受け取り、咀嚼し、自身に落とし込み、問いを生み出す。

投げた問いに一生懸命答えてくれる若者を見ているだけでも、ハラハラドキドキ心臓が緊張しました。

もっと深くその子の芯にまで響く問いを投げたい、、、

そう思い向き合っている時間は、そのまま自分にも響いてきて、

正直、張り詰めている空気に自分自身もギリギリ耐えているような状態でした。

そして、午後一でユースベンチャラー(レバレッジ)としての自身のセッション。

パネリストを終えて休憩も間もない状態で臨み、心の体力的にはフラフラでした。

それでも、自分なりに、
いつも支えてくれている人や期待してくれている方々に、
恩返しをしたくて。

生み出してきた成果を伝えるぞーと意気込んだけれど、
結果的には、陸前高田で共に頑張る仲間とともに、想いを伝える時間になったかと思います。

仲間の存在がとても有り難かったです。とても感謝。

一緒に活動しているメンバーと一緒に

最後は、夕方にアンバサダーとしてのセッション。

一日weやってきたけど、結局Ashokaってなんなの?という問いに対して、
Ashokaを日々学んでいる者として自分の言葉で関わっている理由を伝える時間でした。

もう疲れすぎて頭も心もいっぱいだったけど、
言葉を振り絞って出し切りました。

アンバサダーの2人と一緒に

だーっと思ったことを言葉にしました。

結局、何を学んだのか。まとめます。

.

「どうしても解決したい変えたい違和感への熱く煮えたぎる想い」×「好き」=change maker

.

「どうしても解決したい変えたい違和感への熱く煮えたぎる想い」

は、その個人の原体験やその個人が感じた気持ちによります。

自分の中からしか生まれない。

その一個人の中から生まれた想いに、周りが巻き込まれて、社会が変わっていく。

だから、Ashokaでは、そのたった1人の想いをとことん聴くし、

そのたった1人の存在を心の底から信じているんだと思います。

weという1日の中でも、その人の奥深くまでを問うから、

きつくて、苦しくて、重くなっていくんです。

でも決して責めているわけでもアクションを止めているわけでもなくて、

たった1人のその可能性を最大限に引き出したいっていうだけ。

本当のところは、純粋な愛なんだと思います。

.

その一方で、

「好き」ってものは実は意外にも流動的で、

日々行動していく中で自分が見つけて、みんなで一緒にやることで高まっていく。

なので、実は最初そんなに重要じゃなくて、後からでもついてくる。

とにかく楽しくアクションしまくってたら、見つかっていくと思うんです。

we後にYVでピクニックしました

では、最後に、「we」を通して改めて感じた

私ウエダアヤカの熱く煮えたぎる想いとは。

「自分自身の可能性を一番に信じられるのは、自分。

その自分自身を否定してしまうこと、

いつの間にか自分の可能性に蓋をしてしまっているのは

嫌だ!」ということ。

.

自分自身とは、

特性、ジェンダー、地元、家族、、、アイデンティティー

自分の人生に絡んでくるものと認識していればきっとなんでもいいのだけど。

そのどれか一つでも、否定してしまっては、苦しくなってしまう。

一度きりの自分の人生、精一杯愛したいです。愛して欲しいです。

.

この想いだけあればきっと大丈夫。

ここに私はどんな「好き」を掛け合わせていくのか。

まだ見えない自分のこれからを一番に自分が楽しみにしてあげて。

ということで、またここから楽しく毎日を心の向くままにハッピーに生きていきますよー!

YVとその仲間たち。また会える日まで!

--

--

Ayaka Ueda
Ashoka Japan

「高田と僕らの未来開拓プロジェクト」@陸前高田 / Ashoka Japan leverage/ 東京生まれ東京育ち / 大学卒業後、陸前高田市広田町へIターン移住 / 社会人2年目 / 地域活性化×キャリア教育で日本の田舎の教育を変える共育者。