【統計】マレーシアのEコマース市場に関する2014年最新データ

Yusuke Obinata (Obi)
Asia Tech
Published in
4 min readNov 23, 2017

注)こちらのオリジナル記事は2014/1/31に公開されました

マレーシアの調査機関e-commerce.miloが、2013年12月にマレーシアのインターネットユーザー626名にアンケートを行い、その結果をインフォグラフィックとして公開しています。 以下、まとめてみると、マレーシアは東南アジアの中でもかなりEC先進国な印象を受けました。

調査対象属性(626名)

対象世帯年収 RM2万3999(約73万円)以下:31% RM2万4000–4万7999(約147万円):29% RM4万8000–8万9999(約275万円):22% RM9万 — 11万9999(約367万円):6% RM11万9999以上:11%

インターネットユーザーの91%がオンラインショッピングをしている

■残りの9%のインターネットユーザーが、オンラインショッピングをしない理由 1. 実際に商品を触ってみることが出来ない:42% 2. オンラインショッピングのシステムが信用出来ない:37% 3. オンラインショッピングの売り主が信用出来ない:35%

⇒「信用」が重要な要素

50%以上の人が1ヶ月に1回以上オンラインショッピングをし、85%以上がRM500/月(約15000円)以下の消費

購買頻度

月に一度:54%

週に一度:26%

年に一度:13%

1ヶ月の消費額

RM200(約6000円)以下:44%

RM200–500(約15000円):41%

マレーシア人のオンライン購入先TOP3はGroupon、Facebook、Livingsocial

Groupon系が強い!3位のLivingSocial、5位のMyDeal.com.myもクーポンサイト。
4位のLelong.myは総合系のEC/オークションサイト。
楽天マレーシアも10位に入っている。

最もマレーシアへのローカライズが求められている海外ECサイトはAmazonとTaobao

ASOSはイギリス発祥のグローバルファッションEC。TmallはTaobaoの高級版です。

夜間に最もオンラインショッピングされる。
最も好まれる決済手段はクレジットカード/デビットカード。

購買時間帯
1. 夜の早い時間 51%
2. 深夜 41%
3. 勤務時間中 36%

好まれる決済手段
1. クレジットカード 75%
2. インターネットバンキング 67%
3. Paypal 26%

購買者の77%は3–4日以内に商品が到着することを期待している

最も好まれる取引後のコミュニケーション手段はメール

次いでSMS、モバイルへのメッセージと続く。

こちらから全体のインフォグラフィックが閲覧可能です!

参考

Originally published at asean-tech.blogspot.com on November 23, 2017.

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