従業員の誕生日をお祝い通知してくれる slack bot を作った話
アソビュー Advent Calendar 2021の3日目です。
休日の便利でお得な遊び予約サイト「アソビュー!」を運営している
アソビュー株式会社で、主に社内のシステムに関わらせてもらっている並木と申します。
今日は社内の「アソ誕制度」というものを支える?簡単な技術についてお話しさせていただければと。
代表の山野からも Twitter で発信がありましたが
アソビュー では従業員の誕生日をお祝いしてくれる制度があります。(2021/12月現在)
・1日休暇
・誕生日用の特別割引クーポン
が誕生日の方に付与され、それを使った遊びを従業員が体験してくるのが恒例となっています。
投稿者の許可をいただきまして、こんなメッセージが流れてます。
っていうサンプルです。エモい。
このクーポンの発行ですが
・誕生日を検索して特定のチャンネルに投稿する bot
・誕生日の方にクーポンを個スラで伝える bot
二つの bot がこっそり支えておりまして、今回は前者の方について、簡単に仕組みをお話しできればと。
誕生日を検索して特定のチャンネルに投稿する bot
用意する必要があるものは大きく4つ
- 誕生日と名前が記載されているスプレッドシート
- お祝いに使いたい画像(いくつでも)
- Slack チャンネルと Incoming Webhooks の URL
- Google の App Script
- 誕生日と名前が記載されているスプレッドシート
もう少し厳密に書くと、slack の user_id も必要です。
slack の user_id の調べ方については、こちら参照
2. お祝いに使いたい画像(いくつでも)
Google Drive に 画像を準備しましょう。
この時、画像の共有設定をインターネット公開することを忘れずに。
(slack の webhook からのアクセスがあるので)
※その他情報が公開されてしまうので、画像にだけ公開設定をするか、フォルダ単位で設定する場合は、画像だけを置くようにしましょう。
3. Slack チャンネルと Incoming Webhooks の URL
- 誕生日を通知したいチャンネルを準備します。
- そのチャンネルに、Webhook URL を設定します。
- 名前、アイコンは任意ですが、誕生日っぽいとテンション上がりますよね。(テンション上げてしゃべれ)
4.Google の App Script
サンプルコード
※そのままじゃ動きません。変数部分は変更する必要があります。
こんな感じで通知されるようになりました。
誕生日のお祝いはどの会社もやってるかとは思いますが
アソビューならではのお祝いと施策です。
こんなエモさも兼ね備えた会社に興味があれば、是非ともお気軽に声かけてください。仲間募集中!