FigmaのVariants機能ってなに?便利なんですか?

23区
asoview-engineering

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こんにちは!
アソビュー株式会社でプロダクトデザイナーをやっている山中です。
よろしくおねがいします。

今回はデザインツールの Figma のお話です。
2020年の10月末に、アップデートされた機能の Variants機能 を触ってみたので、使い方や所感、今後の話を少し記載していければと思います。

Variants機能って?

Figma公式のドキュメントにもありますが、かんたんに書くと、同じような複数のコンポーネントをまとめる機能です。ボタンの例がわかりやすいと思うので、そちらで紹介していきます。

Buttonの種類

上の画像のように、

  • 大きさ
  • アクション
  • アイコンのあり、なし

などをまとめて、1つのコンポーネントにしてくれるのが、Variants機能です。いままでは、1ボタン1コンポーネントでたくさんのコンポーネントを管理をしていて、どれだっけ?これだっけ?とかセレクトするのが非常に面倒だったのですが、Variants機能ができて1つのコンポーネントの中に全種類のボタンが管理できるようになり、管理が楽になりました。

Variants機能を使用したButtonのコンポーネント

このコンポーネントを利用すると、右のパネルでどのパターンのボタンを使うのか選択が可能になります。

Variants機能の使う手順

1. 命名規則をしっかりと行う

先に各コンポーネントの命名規則をしっかりと行っておくと、Variants化したとき非常に楽です。Figmaのドキュメントにも記載されていますが、

Name / Type / Size / State / Icon

と、命名していくと良いみたいです。

紹介しているボタンの命名規則は、下記のようになっています。

  • Name: Button ← ボタンのVariants名
  • Type: Primary, Secondary, Positive, Critical, Text
  • Size: Tiny, Small, Medium, Large
  • State: Default, Hover, Active
  • Icon: True, False(または、ON, OFF)

2. 各状態のコンポーネントをつくる

どのような状態があるか確認しながら、つくっていきます。
命名規則をまもり、各種のコンポーネントを命名していきます。

3. 全種のコンポーネントを選択し、Combine as Variantsをする

4. プロパティの名前をつけていく

プロパティの名前は、自分でつけていくことになります。
命名規則通り行っておけば、かんたんです。

Variants機能を利用した、ボタンの完成!!!

うん、非常にかんたんで管理が楽になる、
とてもよい機能だと思います。

が、自分が携わっているデザインのフェーズによっては、利用しない方がガシガシ前へ進むと思います。(例: 高速に作って検証して捨てて、作って、を繰り返すフェーズであれば、使わないほうが良い。と個人的感想)

どの機能もそうですが、利用するタイミングはご自分で判断した方がよいです。

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