iPaaSでこぼれ落ちるタスクをキャッチして打ち返したい話

mkasv
asoview-engineering
Dec 6, 2021

これはアソビュー Advent Calendar 2021の6日目の記事です🔔

アソビューで情シスをやっているmkasvです。家にあるクリスマスツリーがボロボロになってきたため買い替えようとネットで探したところ、欲しいツリーがありすぎて決めきれないまま12月を迎えてしまいました…。 来週には決めて買わないと🎄

Photo by Chad Madden on Unsplash

さて、情シスとしてPCセットアップからアカウント発行や削除、ITツールに関するヘルプなど様々な依頼を各方面から頂きますが、この依頼が多方面からくるために情報の集約&依頼の打ち返しに結構な時間をかけている状態です。

・slackでの問い合わせ

・Kintoneからの申請

・メールによる問い合わせ(主に外部) etc…

これらタスクを見逃さないようにJIRAに集約しようとしていますが、これも手作業のため、忙しいときはJIRAに書くというタスクすらこぼれ落ちることがあります。そしてタスクをこなしている間にも次々依頼が来て、また打ち返して・・・まるで千本ノック⚾

Photo by Eduardo Balderas on Unsplash

何とかしないと!

ということで、今話題のiPaaSの導入を検討しはじめました。

iPaaSとは?

iPaaS(Integration Platform as a Service)とは、様々なSaaSやアプリケーションを連携して業務自動化を実現するサービスのことです。

・バラバラに管理されているデータを統合する
・組織内外にあるソフトウェアやサービス同士の連携を円滑にする

など、iPaaSはあらゆるサービス同士をつなげる「橋渡し役」としての機能を持ちます。(例:Kintoneにコメントが作成されたら、Slackにも自動で通知される)

今まで手作業でやっていた業務をiPaaSを使用するとこんな感じで自動化できます。

・slackで情シスに問い合わせが来たらJIRAでチケット発行

・Kintoneからのアカウント発行申請が来たらアカウント発行用の情報を抜き出してCSV化

・メールによる問い合わせが来たらJIRAでチケット発行

・Kintoneで依頼が来たらPC残数を変更し、アカウントやPCが一定数を切ったらslackに通知

このようにこぼれ落ちるタスクを見逃さずキャッチして打ち返したい!業務の効率化をしたい!夢は広がるばかりです。

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash

検討しているツールは以下になります。

・Zapier
・Workato

Zapierとは

2011年にアメリカで設立されたZapier社のiPaaSです。連携できるアプリケーションの種類は1500以上とiPaaS製品の中で最も豊富であり、また無料で使用できるプランや有料プランも比較的低めなため、誰でも気軽に開始しやすい製品です。

Workatoとは

2013年にアメリカで設立されたWorkato社のiPaaSです。連携できるアプリケーションの種類は400以上とZapierに劣るものの、オンプレミスの製品と連携できたり、基本処理 (条件分岐、繰返しなど)で複雑なものが組めたり、セキュリティ性が高いなど、エンタープライズ向けの製品として十分な機能を備えています。

現時点の比較だと、このように感じています。(あくまで個人の見解)

※今後の検討次第では上記の見解が変わったりするかもしれません

普段業務を行う中での作業効率化はエンジニア・非エンジニアに関わらず課題だと思っているので、アソビューの業務に最適な製品を導入し、全社的な生産性の向上につながるように取り組んでいきたいと思います。

業務の自動化・効率化に興味がある方は是非ともお気軽にお声かけください。いつでも仲間募集中です!

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