Axie InfinityとLoom Networkの提携について

Axie Infinity
Axie Infinity JA
Published in
7 min readMay 21, 2019

要約

  • Axie Infinityはプラズマチェーンバリデーターをローンチします。
  • ステーキングは今月から開始される予定です。同期のお知らせを受け取りたい方はこちらのリンクをご確認ください。https://axie.substack.com/
  • ステーキングとゲームを掛け合わせることでゲームの新たな形を作り出します。コミュニティへの貢献が大きい方にはプレゼントが与えられます。
  • ルナーシアとのコラボをお楽しみに!;)
  • LUNA + LOOMトークンが公式に提携することによって発生するインセンティブを調整しています。

Loom Networkとの提携を発表することが出来て大変嬉しく思います。ご存知のように、彼らの技術は非常に高く、多くの方に利用されています。

Loom Networkの技術によって、私たちのゲームはより理想的なものに近づくでしょう。スケーラビリティ、セキュリティ問題の心配も減るでしょう。

Loom Networkについて

Loom Networkはイーサリアムの規模を拡大するためのインフラプラットフォームを構築しています。

これにより開発者がより大きな規模でアプリケーションを運営することができるようになります。Loom Networkはこれらを可能にした最初のプラットフォームです。さらに彼らは様々なブロックチェーンと結びつける技術を持っているため、みなさまが利用するブロックチェーンをサポートすることができるでしょう。

LOOMの上でアプリケーションを運営することで、ゲームの速度を活性化させ、さらにイーサリアムのセキュリティシステムも活用できることになります。速度とセキュリティの両方を保つことができるのです。

Axie Infinityについて

Axie Infinityはブロックチェーンの一般化に向けた取り組みを行なっているゲームです。最先端の技術を用いて、コミュニティ主導型の発展とアクセシビリティを促進しています。

プレイヤーはアクシーと呼ばれる生き物と共に、バトル、育成、コレクション、繁殖などを楽しむことが出来ます。たまごっちやポケモンのように、ゲーム内ではアクシーがみなさまの相棒です。

先日、Axie Infinityチームはルナーシアによって3500ETH以上の売り上げを達成致しました。ルナーシアは、プレイヤーがリソースノードを攻撃し、ゲーム内や提携プロジェクトのトークンを獲得できるような土地所有システムを備えています。さらにルナーシアのランドによって、サードパーティーのコンテンツがより増えることとなるでしょう。

バリデーターサービス

Axie InfinityがLOOM Networkのバリデーターを務めることを大変誇らしく思います。

バリデーターはブロックチェーン上のトランザクションが正確かつ有効であるか確認する役割を持ちます。

Loom Networkはプルーフオブステークというコンセンサスアルゴリズムを用いています。 このシステムは、簡易的に主要なユーザー(バリデーター)がLoomトークンを監視することです。バリデーターの数は比較的少ないため、認証に要する時間はビットコインやイーサリアムのようなブロックチェーンよりも短くなります。これによって高速かつスムーズにDappsを運営することが出来ます。

Loom上でゲームを運営するため、バリデーターであることは大きな意味をもたらすと考えています。ゲームはLoomのサイドチェーンを利用するため、チェーンが危険にさらされたときにネットワークへの攻撃を阻止することが出来ます。

LunaとLOOMのトークンスワップについて

Axie Infinityのトークンである、「LUNA」とLoom Networkのトークンである「LOOM」とのトークンスワップに合意しました。

大変素晴らしいことであると同時に、彼らがAxie Infinityに寄せている期待に応えるべく努めてまいります。

バリデーターのノード作成にはLOOMトークンを利用予定です。

ゲームとステーキングの関係について

このシステムは、ブロックチェーンゲームにおいて革新的な進歩になると考えています。

ブロックチェーンゲームの発展には従来のゲームを凌駕する要素が必要です。トークンエコノミー、ユーザーエージェント、行動経済学なども考慮しなければなりません。

基本的に、ブロックチェーンゲームというものは独自のトークンや代替可能なトークンを利用する暗号化されたネットワークです。

このことを念頭に置き、バリデーターとしての役割を上手くコミュニティに還元していきます。

具体例について:

  • バリデーションの報酬をランド内のノード(ゲーム)に設定する。
  • LUNAの買い戻し、LUNAホルダーへの分配
  • LUNAトークンをバリデーションに利用する

現在のAxieブランドと既存のコミュニティによってLOOMのトップバリデーターになれると信じています。

ステーキングを行うことで、「ゲームから新たな価値を生み出す」ことができるようになり 、より魅力的なゲームへ変わります。

さらにLOOMプラットフォームのユーザーも増え、付加価値もより高まるでしょう。

ノードは今月中に稼働予定です。稼働開始後にお知らせを受け取りたい方はこちらのリンクからニュースレターにご登録ください。 :https://axie.substack.com/

アクシー、ランド(テラリウム)、アイテムがプラズマチェーンへ移行

プラズマチェーンはAxie Infinity上の全てのアセットにおいてメインレイヤーとなります。

つまり、Etherscanではアセットを確認することが出来なくなります。しかし、PlasmaChain block explorerを利用することでアセットの確認が可能です。ランドとアイテムはすでにプラズマチェーンに移行済みです。アクシーのみ数カ月以内に移行予定です。イーサリアムをメインセキュリティレイヤーとして利用したいユーザーの方はアセットをプラズマチェーンから戻すことも可能です。

アクシーを持っているユーザーの方で、プラズマチェーンへの移行を希望しない場合は、そのままイーサリアムを利用し続けることが出来ます。

プラズマチェーンによるマーケットについて

プラズマチェーンにアセットが存在しているので、マーケットもプラズマチェーン上に実装されます。機能は従来どおりですが、ガス代が不必要になります

さらにソートや新たなオークションシステムなどの機能を追加予定です。

Relentless (前Zombie Battlegrounds)とAxie Infinityの互換性アイテムについて

最後に、Rentlessと協力してどちらのゲームでも利用できるアイテムを製作予定です。

終わりに

さらなる情報を楽しみにお待ちください。LOOMとの共同についてやステーキングなどの情報はこちらのニュースレターに登録することで受け取ることが出来ます。ご登録よろしくお願いします! https://axie.substack.com/

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