ネタバレ(多分)なし!スターウォーズ/フォースの覚醒

7A
B-side / Perspective_7A
4 min readDec 19, 2015

行ってきました『スターウォーズ フォースの覚醒』!

事前に、公開して3日間のみ日付入り限定プログラム販売商法って叩かれてましたね。私が行った12/19のプログラムは、新しいキャラクターの『BB-8』が表紙のものでした。

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通常のプログラムはミレニアム・ファルコン表紙みたいです。2冊買おうと思ったけど思いとどまりました。その代わり、前から欲しかったタカラトミーのダイキャスト製『メタコレ』のC-3POをゲッツ!息子は同R2-D2と限定版プログラムをゲッツ…

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あっさりディズニー商法の餌食になる親子(旦那氏だけは冷静)。

売店をくまなくチェックし、その後ポップコーン売り場に置いてある劇場限定・フィギュア付きストローカップ(?)を見るも、京商で鍛えられしフィギュア見極めフォースを持つ息子から「あんまり、これは」との判定が出たのでこちらは見送り、ポップコーンを買っていざ席に……って、ガラッガラ!!

いいの?!世界的お祭りなんですけど?ビッグウェーブ乗らないの?普段は私もビッグウェーブに乗らない派ではありますが、これにはびっくりです。すごい快適だったし!

懸念していたワンピース(?)の変なCMも流れず、タイトルロールが流れます。

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ジャーーーン!!

号泣。早くも号泣。

結局、劇中3、4回号泣し、エンドロールでも号泣しました。化粧は雑だったしマスカラはフィルムタイプだったので大丈夫でしたが、とにかく泣いたのと、上映中ずっと身を乗り出して手を握りしめながら観ていたのでめっちゃくちゃ疲れました。疲れたけど、良かった…

何が良かったのか。ネタバレにならない程度に。

  • ドロイド

スターウォーズ(以下SW)の魅力って、登場する個性豊かなドロイドだと思うんです。中でもC-3POとR2-D2はエピソードを通して登場するので、私はドロイドが主人公だと思っているほどなのですが、今回初めて登場するBB-8という丸いドロイド…このかわいらしさ。動きもキュート極まりないんだけど、ドロイドだから全く表情がないのに、半球と球の単純な組み合わせの角度・位置関係・動きの緩急だけで、ありありとドロイドの感情を描き出して見せたあのコンピュータグラフィックは、単なる技術の枠を超えていました。ドロイドに感情移入するって本当にすごいことです。技術がそれと分からない。

  • 登場人物のリアルさ

舞台挨拶での俳優を見ていたら、女の子はめっちゃくちゃかわいいけど、それ以外はみんな微妙じゃね?と正直思ってたんだけど、一度映画が始まってしまうと、その微妙さが本当にリアルなんです!SWは舞台設定がリアルじゃない分、人間や登場人物にリアルさや身近さ、親近感を感じられないと、全くの馬鹿話になってしまう。そこの危うさを絶妙に救ってるんですね。

  • エピソード1~6へのオマージュ

SW前作を見ていない人も①②の理由で十分楽しめるのですが、前作を全て見ている人にはいろいろなところに散りばめられた前作のオマージュを見ることができます。これが本当に違和感なくストーリーに織り込まれてて、わざとらしくなく前作との連続性を感じられるんですよね。

これ以外にもいっぱいあるんですけど、一番大きかったのは、

  • 初めての「脳内で補完しなくていいSW」だった事。

前作まではテクノロジーが足りてない分、脳内で「これは宇宙です、宇宙なのです!」みたいに自分を騙さなきゃいけなかった。でも今回の『フォースの覚醒』はそれが全然なかったんです。JJエイブラムズだから事前に相当期待していたんですけど、期待を十分に上回りました…最高です。生きてて良かった。

ああ、なんていい映画だったんだろう!エンドロールを泣きながら見る私の目に飛び込んできたのは

字幕 林 完治

の文字でした。

最後に、これは私のBB-8なんですけど、

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アンテナが、曲がってるんですよ。

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