iPhone 6s Plusの3D TouchとTaptic Engineを試してわかったこと

ようやっとiPhone 6s Plusを入手しました。初代iPhoneから数えて何台目だろう。思えば遠くへきたものだ。故郷いまだ忘れがたく……。

ぼくのiPhone 6s Plusは、スペースグレイの128Gバイト。iPhone 6 Plusのゴールドからの機種変更、メモリも同じなので、あまり変わった感はないのですが、ちょっとだけ重さは感じますね。

それよりも、画面が割れてないのがステキ。さすが新製品。iPhone 6 Plusは買って早々に割ってしまったのですが、左上の1箇所だけなので、そのまま使っていたんですね。やっぱり新品はいいなあ。

全体の印象は、意外なことに、初代iPhoneに似てるなあ、と。メタリックな外装は、表も背面も、やはり血が繋がってるのだなあ、と万感の思い。うちの長男が、目から下は妻に、眉から上はぼくに似ているというのと似た感じでしょうか(たぶん違う)。

8年経ったモデルでしっかりと類似性を感じられるというのはすごいことですよね。

3D Touchの機能をいろいろ試してみた

6s世代になって何が違うというと、やはり3D TouchとTaptic Engineなので、まずそこを試してみました。まずはホーム画面で使えるという、ショートカット機能「クイックアクション」。これは便利でした。

その結果分かったのは、親指で押し込んでPopメニューを出せる範囲は限定されるということです。ぼくの場合は、左手で片手操作することが多いので、左下から縦に3個、横に3個、合計9個が片手でフォースタッチができる範囲。半径5cmがこの手の届く距離。親指ラリアット。

iPhone 6/6 Plusの大画面になってからは、片手操作は無理無理状態になっていましたが、ちったあ復権できそうじゃないですか。

それで、左手の親指が届く9個に、ショートカット機能をもったアプリをまとめてみることにしました。

使う頻度が高くて、それなりに使いでのあるショートカットということで:

  • 時計:タイマーを開始、ストップウォッチを開始、アラームを作成
  • Twitter:新しいメッセージ、新しいツイート、検索
  • ミュージック:Beats 1を再生、検索、(Beats 1を再生中は)曲名とアーティスト名
  • カメラ:写真を撮る、スローモーション撮影、ビデオ撮影、セルフィーを撮る
  • マップ:周辺検索、自分の現在地を送信、現在地をマーク、自宅への経路
  • メール:全受信、VIP、検索、新規メッセージ
  • 写真:検索、お気に入り、最新
  • メモ:新しいスケッチ、新しい写真、新規メモ
  • Safari:リーディングリストを表示、ブックマークを表示、新規プライベートタブ、新規タブ

この9本を選んでみました。

Apple純正アプリですら半分以上が未対応。サードパーティアプリで対応しているのは、こちらの記事にまとめられていますが、これからどんどん増えてくんでしょうね。

PeekとPop。アプリの中で、ドキュメントなんかを浅押しでプレビュー(Peek)して、強押しで確定させたりアクションの選択肢を表示(Pop)させたりする機能は、主要なアプリが実装してこそ生きてくるわけで、LINE、Facebookなどソーシャル、メッセージングアプリでの対応を期待ですね。ホーム画面では対応しているTwitterもツイートでのPeek、Popには対応しておらず、このあたりはInstagram、Pinterestなどの画像SNS系が先行しそうです。

ところで、純正メールでPeekしたときに既読にするようなオプションあるといいなあ、と思うのですが、いかがでしょうか。

Taptic Engineと従来のバイブレーションとの違いは?

Taptic Engineとえらそうに名付けているけど、しょせんはバイブ機能でしょ?という人にはジョナサン・アイブがせつせつと訴えかけるビデオを見ていただくとして、普通の着信時のバイブですらその違いが大きいというのはあまり知られていないようなので、ここで取り上げておきましょう。

Taptic Engineの特徴は、ピシッといった感じの短く叩くような触感フィードバックを与えられることで、従来のバイブレーションとは一線を画しています。Apple Watch、MacBookのトラックパッドでそれは実証済みですが、単純なバイブ機能ですら違うのです。

例えば、通知用のバイブレーションが、iPhone 6s Plusでは1つ増えています。それが、「アクセント」。

最初に短く「ピッ」と鳴らして、そのあとに「ブー」と長い振動。従来のバイブレーションではこの短い振動が出せなかったんですね。1回だけ鳴らして止まる、という動作ができるのと、ブーっと震えるというのの差は大きい。細かいニュアンスを出せるからこそ、浅押し、深押し、そして、対応していないところで押すとブルブルっとイヤイヤをする。

Taptic Engineを使ったバイブレーション通知のいいところは、机の上に置いていても、ビリビリと震えないところです。

手に持ったときのフィードバックはたしかにあるのですが、一つひとつの振動がTaptic Engineを持つiPhone 6s Plusはくっきりわかるのに対し、従来のものはブザーっぽい鳴り方。

会議とかでテーブルにiPhoneを置いている場合、それがバイブモードにしていても鳴っていることがほかの人にわかってしまいますが、iPhone 6s世代ではそういうことはなさげ。

特に、枕元にiPhoneを置く習慣のあるぼくみたいな人間にとっては、この「ブーブー言わないバイブ」はとてもありがたいのです。