読書感想文を趣味にしたくて始めたこと

Sho Mizutani
Basically Fiction
Published in
3 min readSep 24, 2016
Photo via Visual hunt

久しぶりに読書感想文を書いてみたいと思ったのですが、久しぶりすぎてどうやって書いたら良いか分からなくなってしまっていました。

なのでリハビリの意味を込めて、こちらの本を読んだ感想みたいなものをつらつらと記していければと思う次第であります。

本を無理やり一言にまとめると、「読書の目的を体系的に教えてくれる指南書」と言えるのではないかと、自分では思うのです。
何を教えてくれるか。それは読書から得られる喜びであったり、アウトプットすることの重要さやその方法など、一連の流れを一通り指南してくれる本です。

ではでは、読書から得られるものってなんだろうと考えると、新しい知識はもちろんのこと、「思考力」というのも見過ごせない重要な要素ではないかと思うわけです。

著者は本を読む作業を以下のように置き換えています。

本を読むというのは、文字を目で追い、それを解析する作業です。
そうやって読書から受けた刺激を、同じ文字という形で表現してみる。これもまた本を読む以上にゾクゾクする営みです。

著者はアウトプットこそ読書の目的のひとつであると言います。本書はストレートにアウトプットすることに特化した、そのこと自体を目的とした読書術だ、と。

本を読んでその中身を生かす、つまりアウトプットに生かすということは、その読んだ本が自分のものになっているということです。

皆さんも経験があるかと思いますが、アウトプットを意識しながら本を読もうとすると、漫然と読む場合に比べて、学びが濃くなる傾向にあります。せっかく本を読むのなら、忘れてしまってはもったいない。何かに役立てよう、きちんと自身の血肉になるよう意識してインプットしよう。そのために、アウトプットを目的とした読書が大事だと著者は説きます。

さて、本書を読んだことで、僕の中で大きく変わった習慣があります。それは、本のページを折り曲げたり、線を引いたり、本に書き込みをするなどといった行為に躊躇がなくなったことです。
「本を使う」という考え方が身に付いたような気がします。これまではせっかく買った本に傷のようなものを付けることに抵抗があったのですが、試しに本書でトライしてみたところ、自分でも驚くほど「読む」という行為が楽しくなってしまいました。なんというか、前のめりになり、集中できていると実感したのです。

発信することを意識して読むと、学びが濃くなります。
このブログももっと頻繁に更新できるように発信を続けていきたいと思います。

--

--