Bruno Marsのビデオが大好きだという話

Sho Mizutani
Basically Fiction
Published in
5 min readDec 20, 2016

--

先日、友人と飲みながら、Bruno Marsについてお喋りをしていた。
もちろん、彼の楽曲や歌声の素晴らしさについて狂信的に語っていたのだが、話は過去にYouTubeにアップされていた彼のビデオにも及んだ。

『Nothing On You』が出たくらいの頃にアップされていたから、2010年頃だろうか。すでにファーストアルバムを出して人気急上昇中ではあったものの、まだ今ほどの地位になかったときだ。

YouTubeには「Bruno Mars Funny Moments」と題されたBrunoのオモシロ映像がいくつもクリッピングされていて、それらを繰り返し見ていたことを僕は熱く語っていた。

ラジオ番組やテレビのインタビューにBrunoが出た映像もあるのだが、彼のプライベートカメラで撮影されたユーモア溢れる映像がとにかく面白かったのだ。

参考までに、このような動画。

Best of Phil & Bruno

補足すると、冒頭に表示される「The Smeezingtons」とはBrunoが所属する作曲&プロデュースチームで、Bruno Mars, Philip Lawrence, Ari Lavigneの3人から成る。

ご存知の通りBruno Marsは作曲&プロデュースサイドから有名になったアーティストだ。Ceelo Greenへの『Forget You』の楽曲提供を皮切りに、B.o.Bとの『Nothin’ On You』、Travie McCoyとの『Billionaire』などの楽曲提供とフィーチャリング参加で人気を博していった。ソングライティングとプロデュースからキャリアをスタートさせており、そういう意味ではNe-Yoと通ずる部分がある。

正確にいうと、アーティストとしてMotownと契約を結んでいた時期もあったのだが、ソングライティングの才能から楽曲提供を求められ、葛藤の末にプロデュース側にまわったという話もあるが、それは一旦置いておく。

The Smeezingtonsのメンバーのうち、Ariは主にスタジオに籠っているのであまり見かけることはないが、Philip Lawrenceはステージで見る人もいるのではないだろうか。
彼はBrunoのパフォーマンスにほぼ必ず、コーラスとして参加している。

とにかく、このPhilipとBrunoのやりとりが超絶面白いのだ。
インタビューでふざけることもあれば、即興で歌やダンスを作って周囲を笑わせることもある。それでいておふざけの歌やラップのレベルがとんでもなく高いものだから、改めてその才能に起伏せざるを得ない。

例えば、しっとりとセクシーに歌い上げるこのビデオ。実はサワークリーム&オニオン味のポテトチップスへの堪えきれない思いを歌にしているだけだったりする。

Sour Cream and Onion — Bruno Mars e Philip Lawrence

あるいは、こちらのビデオを見てもらえれば、Brunoがやたらとドラムがうまかったり、Philipのフリースタイルラップの上手さも分かると思う。なにより、最後は笑わせないと終われないことも。

Bruno Mars playing the drums like a pro

他にも色々ご紹介したいビデオが山ほどあるくらい。とにかく面白いし、こんな一面があったんだ!と感動するシーンの数々なのである。中にはもうラリってるとしか思えない場面もあったりする。。

人を楽しませようとする姿勢がすごいから、つくづく、根っからのエンターティナーなんだな、と感心する。当時、これらのビデオを飽きるほど見返した僕は、おかげでBrunoを身近に感じることができたし、あっという間に熱狂的なファンになってしまった。

『Just The Way You Are』のPVを撮影した監督のEthan LaderはインタビューでBrunoを「生まれつきのカリスマ」と称していたけど、これらのビデオを見ればわかる気がする。

アーティストを身近に感じてファンになるという経験は随分昔にもあった。ケツメイシのブログを読んでいたときだ。

ケツノポリス2が出た頃だった気がする。メンバーによる交代制のブログというか日記が本当に面白くて、腹が捩れるほど大笑いした記憶がある。Ryoさんによる結成前のエピソードや、大蔵さんが女のケツを追いかけていた話や、Ryojiさんがミニモニを初めてテレビで見て受けた衝撃の話など、いまも記憶に色濃く残っている。残念ながら今はもう見られない。

ビデオでも、ブログでも、アーティストを身近に感じられる類のものは、1ファンとして本当に嬉しいし、何より僕は長い間Bruno Marsの熱狂的なファンでいるのだから、簡単にペイすると思う。(コンテンツのほとんどはタダ!)

Brunoがソングライティングや自身のキャリアについてASCAPで語っているビデオも大好きなので、機会があればそちらのまとめを作ってみようと思う。

--

--